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阿伏兎観音(広島県福山市) [寺/神社]

広島県福山市の鞆の浦から数キロのところに磐台寺がある。

阿伏兎観音(あぶとかんのん)のほうが一般的かもしれない。

福山の市街地から車で30分くらい走り、寺から5分くらいのところにある駐車場に車を停めて参拝へ。

拝観料100円を払って、境内に入る。

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客殿
寺の創建は1338年と伝わるが、その後荒廃し、毛利輝元がこの客殿や観音堂を再建したとのこと。
小壁から梁が飛び出したような、取って付けたような玄関の庇が面白い。

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客殿の奥にある回廊。

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上がっていきます。
途中分岐しますが、観音堂のほうへ向かいます。

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観音堂の廻縁。
ちょっと傾いているんですが・・・

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まわりは海。
良い眺めです。

で・・・

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堂の中は、おっぱいだらけ。

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こっちもおっぱい

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あっちもおっぱい
そう、こちらはおっぱい観音として有名なのである。

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観音堂から回廊の分岐先にある石灯篭を見る。
あそこに行ってみよう。

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断崖の上に立っていることがよくわかる。
下の大きな窪みが迫力ありますね。

で、ネタに買いました。
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タグ: 広島県
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佛母寺(埼玉県本庄市) [寺/神社]

金鑚神社の別当寺であった威徳院が明治の廃仏毀釈で廃寺となった後、
20年後に檀信徒の尽力によって再興されたのが、現在の佛母寺だ。

金鑚神社の駐車場を探す為に、周辺をうろうろしているときにこちらの広大な駐車場にたどり着いた。
武州本庄七福神を巡ろうとしていたので、偶然の到着となった。

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本庄七福神の銭洗弁天様。
非常にキュートな石仏。

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他の堂宇とは離れたところにポツンと建つ鐘楼堂。
額「妙音殿」の篆額は吉田茂とのこと。

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彫が半端ない手水舎。
狛犬が持っている毬の透かし彫りなんか、地味にすごいです。
柵で囲まれているので、用を成していないです。
柱が低くて、なんともバランスが微妙な感じ。


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高尾山薬王院から飯縄大権現を勧請して建てられた堂。
どういう経緯で飯縄権現を勧請したのだろう?

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本堂。

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こちらの彫も半端無いです。

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藥医門の山門。
本来山門から入るのだが、気付かずに先に参拝をしてしまった。

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藤と愛車。
これから4か月後に廃車になるとは。。。。。

天気が良かったこともありますが、境内が非常にすっきりしていて、まったりと長居したくなるお寺です。
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金鑚神社(埼玉県本庄市) [寺/神社]

本庄市をドライブしているとき、本庄市立歴史民俗資料館で入手した観光パンフと
ネットの観光情報を見ながらぶらり立寄ったのが、金鑚神社だ。
かなさなと読むのだが、普通読めないよね。。。。

こちらには駐車場がないでので、近くの仏母寺に駐車してそこで参拝してから、
そのままこちらに参拝させて頂いた。

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四脚門の大門。
ぶっとい貫とちょっとうるさいくらいの彫が特徴な門だ。
境内から見て外側に向いているので、なんか違和感を感じるが、旧別当寺の門とのこと。
この別当寺が現在の佛母寺。

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唐破風屋根付きの両部鳥居。
神仏習合の色が残る、この唐破風付の鳥居を見たのは、ここで2件目。
岡山県美作市の讃甘神社
社号額の揮毫は松平定信とのこと。

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権現造りの拝殿。
カーブの小さい。さりげない唐破風が特徴。
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極彩色だが、この神社の中では彫はちょっと控え目。

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かなり落ち着いている事務所。

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境内社の琴平神社。
こちらも唐破風屋根付きの鳥居。
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これでもかってくらいの彫モノ。江戸後期くらいの作ですかね。

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神楽殿は修理中。

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武州本庄七福神の恵比寿様。
琴平神社があるからですかね、たぶん。
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萬徳寺涅槃仏(千葉県館山市) [寺/神社]

千葉の館山をドライブをしていて、昼食を取った道の駅にあった観光パンフに
そこから近いところに大きな涅槃仏があることが載っていたので、条件反射的に行ったよ。

駐車場横の山門。
常楽山萬徳寺。
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ここからそこそこ歩いて、拝観料の500円を払う。

で、目の前にドーンと現れる。
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こちらのお寺、堂宇が一切ありません。
建物?は拝観料を払うとこくらい。

まずサリーを着た女性が、お参りの仕方を教えてくれる。

正面に5本の線香を立てて合掌。
そこから時計まわりに3周して、最後に足裏の足紋に額を付けてお願い筝をする。
回る際は、1周する度に一段づつ上がっていく。

では、回ってみる。
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16mの青銅製の釈迦涅槃仏。デカいです。
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ガンダーラ様式らしく、ちょっとオリエンタル顔。
鼻筋が高いけど、個人的にはそこまでではないと思う。
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頭頂部
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後頭部
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足裏。
この足紋に額を付けて願事をする。
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はじめはめんどくさいな~と思ったが、なんだろ、結構楽しいです。

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2013初詣 広島東照宮 [寺/神社]

2012年は忙しく、長らく更新していませんでした。

旅らしい旅もしてませんでしたので、たいしたネタもなく、車はバッテリー上がる始末でした(w

今年は、様々なところに出かければなと願いつつ、初詣に。

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正月に実家に帰るのは大学ぶり。

初詣は広島駅の北側にある、広島東照宮に行ったよ。

少し前に修築があったらしく、原爆で傾いた唐門も傾きが無くなったり、新しい蔵が建ってたりと、微妙に新鮮でした。
以前行ったとき⇒広島東照宮
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おみくじは大吉でした。
まぁ、幸先が良かったってことで。
タグ:神社 広島県
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浄土寺(港区赤坂) [寺/神社]

TBSのビッグハット裏にある円通寺坂を下り、左折してすぐにあるのが浄土寺だ。

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この界隈では珍しく、参道が残っている寺で、街道からちょっと奥まったところにある。

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さっぱりとしたコンクリの本堂。

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本堂右手前の鋳造の地蔵像。
勧請は地蔵坊正元で、鋳物師太田正義の作の地蔵像で、「江戸六地蔵」と同形のもの。
江戸六地蔵と比較して、台座の位置が低いのと、笠付きではないので、全体的に小さく見える。

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地蔵像と反対側に安置されている、閻魔様の石像。
こちらは戦後の作とのこと。
サングラスをかけてるチョイ悪なエンマ様。

地蔵が閻魔の本地仏なので、製作されたのだろう。
閻魔堂の中によく地蔵像がいっしょに安置されているので、チェックしてみよう。

江戸の坂(赤坂周辺)
江戸六地蔵巡り
タグ: 東京都
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養源寺(文京区) [寺/神社]

寺社巡りをしてるとき、建物や仏像、狛犬等の石像など、できる限りチェックしているのですが、
目的がないとチェックしないのが墓地。
さすがに意味もなく墓域に入るのは躊躇われるのだが、都内には各藩の江戸菩提寺があり、
大名墓が結構残っていることを知り、江戸の寺巡りには見て回るようになった。
中には大名墓目的で再訪したところも多く、今回紹介する養源寺もその一寺だ。

時期の違う画像が混じってますが、そこはご容赦を。

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養源寺の参道。
100mはあろう結構長い参道ですが、マンションに囲まれた風情の無い参道だ。

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はじめて訪問したときは桜満開な時期で、桜がきれいだったなくらいの印象しかなかったのだが、
再訪してあらためて見所の多いところだと実感した。

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客殿というか、休憩所といった建物。

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本堂の階段に並ぶ干支と地蔵様のコンビ像。

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本堂裏手にあった謎の石像。

養源寺は、春日局の息子稲葉正勝が本郷の湯島切り通し下に開基した寺で、明暦の大火の後現在地に移って来た。
よって養源寺は小田原稲葉家の菩提所となっているのだが、他に出雲松江堀尾家、越後椎谷堀家の菩提所でもあり、大名墓が点在している。

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小田原稲葉家の墓所。
正面の無縫塔が稲葉正勝の墓。
本来、無縫塔は禅宗系の僧侶や住職の墓の形式なのだが、大名では珍しい気がします。
教育委員会の案内板があるので、わかりやすい。

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出雲松江の堀尾家の墓所。
大きい宝篋印塔が3代目堀尾忠晴の墓。
3m近くある立派な宝篋印塔が、ちょっと窮屈そうだ。

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越後椎谷の堀家墓所。
初代から15代までの藩主と正室が存立している非常にレアな墓所。
周辺の石柱の壁は新しいものになっているが、正面の石扉も残っており、江戸大名墓として非常にわかりやすい。
こちらもちょっと窮屈な感じがするのだが、もしかしたらもっと広かったのではないだろうか?
区画整理したので、壁を作り直した気がしますね。
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栄松院(文京区) [寺/神社]

駒込の大観音様の光源寺の隣にあるのが、栄松院。

こちらにはちょっと気になる物件が、外からちょこっと見える。

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栄松院は天正年間に神田明神下に創建され、慶安年間に幕府より命じられてこちらに移転してきた。

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本堂。
斗栱の正面のみが白く塗られていて、ちょっと面白い。

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唐破風の玄関。

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玄関前には多重塔らしき建物に足場が組まれている。
これが気になる物件だ。
はじめてこの物件を見たとき、はやくできないかな~と期待していたのだが、
2年後に訪問しても全く変わっていなかった....
気長に待ってます。

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境内社の稲荷社。

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境内には所狭しと石仏や石塔が散乱していた。
訪問時がたまたま整備中だったのだろうか。

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墓地にある船形聖観音像。
こちらは栄松院の中興開基である中村一氏室(栄松院)の墓である。
息子の中村一忠が若くして亡くなり、中村家が改易になったため、菩提を伴う為に一寺を建てたのが始まりとのこと。

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薩摩浄雲(左)と初代松本幸四郎(左)の墓。
薩摩浄雲は、江戸初期の浄瑠璃太夫....とのことですが、詳しくないのでよくわかりません...
センターのアイーン風如意輪観音像が、面白いですね。

多重塔が気になる......
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光源寺(文京区) [寺/神社]

今回は本駒込駅から団子坂方面に進むとある、駒込の大観音として親しまれている光源寺を紹介するよ。
大井の大仏からの大仏繋がりってことで。

こちらは東京大空襲で伽藍はほとんど焼失してしまい、本堂は茶室を移築して再興したが、
その他の堂は平成に入ってからの再建とのことで、現在の姿になるまでには結構時間がかかったようだ。
だからと言っては何だが、ちょっと不思議な雰囲気を感じる寺だ。

寺らしくない低い塀から教会のような堂が見える。
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平成5年に建てられた観音堂。
なかなか面白いカタチの堂ですね。

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堂と一緒に再建された駒込大観音。
元の観音像は、大和の長谷寺十一面観音像を写しとして作られたとのことで、
再建に際しても多少意識したと思われる。

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門前には「大和長谷写十一面観音」と掘られた石塔が立っている。

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観音堂に併設されている客殿。
客殿というより観光地によく見かける茶屋って感じ。

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寺務所、庫裏。
平成18年に古民家や土蔵を移築して再建したらしい。
はじめてここを訪問した際は建物こそ出来ていたが、
敷地内は工事部材や工具があちこちに置かれており、雑然としていた。
いや~寺らしくなりましたな。

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本堂。
茶室を移築したとのことだが、全然わからなかった。
内部をじっくり見ればわかるのかな。

境内には見事な石仏が点在していた。
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千手観音と阿弥陀如来像。
千手観音の手の表現が羽みたいで面白い。

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笠付きの庚申塔。
青面金剛の頭とスカート部分にかすかに朱が残っている。

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日支事変(日中戦争)での戦没軍馬の慰霊碑。
日中戦争時でも、山岳での砲移動では馬が使われることが多々あったのだ。

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観音堂の裏手の墓地には、甲冑・鍔工で有名な明珍本家の墓がある。

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観音堂や庫裏が整備される前までは、公園か幼稚園だったのだろうか?
そんな感じがするよね、この象。
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上神明天祖神社 [寺/神社]

大井の大仏の如来寺から歩くこと15分程度の所に、如来寺と同じ荏原七福神に属する上神明天祖神社がある。

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銅製の神明鳥居。
神社の創建は鎌倉時代とのこと。

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阿吽ともに子狛犬がじゃれ付いている微笑ましい狛犬。

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コンクリ製で切妻の拝殿。

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社務所と拝殿の奥に荏原七福神の弁天様が祀られている。

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祠の周辺には、手づくり感満載な白蛇の像が。

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カエルもさりげなく置かれている。

で、ひと際異彩を放っているいるのが、この白龍。
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何でしょうかね、この頭のコブは(w
最初はこのコブが龍の頭になる予定だったのではないですかね。

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口の横に赤いものがついているが、これは取れた下を引っ掛けているだけでしょうね。
ぱっと見は住宅街の中にあるよくある神社なのだが、これらのコンクリ像群が強烈なインパクトを放っている。
珍スポットの記事やサイトでもよく見かけるのだが、納得できますね。

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レリーフ。
コンクリ像と同じ製作者ですかね....

まだ続きますよ。
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摂社の稲荷社。
こちらの狐さんも...
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あなどれないですね。
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