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風林火山の旅~信州~高遠編 [風林火山へGO!!]

風林火山の旅~信州~高遠編

大河ドラマの影響で、武田家史跡巡りをしまくった2007年。
甲斐地方は結構回ったので、もうちょっと遠くへ行ってみようってことで、高遠にぶらり旅した。

高遠は、諏訪家の分家筋である高遠家が治めていたが、信玄に攻略されてからは、
重要拠点と位置付け、武田一族が配されることになる土地である。
山本勘助が縄張りし、改修されたと伝わる高遠城をはじめ、武田家関連寺社が幾つもあり、
絵島生島事件の絵島が預けられたのが高遠藩の為、絵島関連の史跡もあり、見所が多い。

本来なら、屈指の桜の名所である高遠城へは4月に行くのがベストだが、
季節も関係なしの9月に行ったのだった........
いつものように.....
そうだ!信州へ行こう!風林火山へGO!!!!!!!!!
『走れ!アルファ!跳べ!ロメオ!』

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■信州 高遠編
建福寺 諏訪夫人・保科家の菩提寺。山門前の石仏群は圧巻!
満光寺 武田繁信が植えたと伝わる松がある寺。高遠藩主内藤家の菩提寺。
蓮華寺 大奥のスキャンダル事件、絵島の菩提寺。
高遠城 山本勘助が改修したと伝わる城。ここが落とされ、織田軍が甲斐になだれ込んだ。

以降、未執筆
□進徳館 高遠藩藩校。
□絵島囲み屋敷 絵島が幽閉されていた屋敷(復元)。忍び返しの塀が印象的。
□桂泉院 武田信虎の菩提寺。勘助が高遠城を改築する際、この地より城を眺めて縄張りしたと伝わる。

昼は、古民家を利用して営業している「そば処. 七面亭」で食事。
ナビで探したのだが、これが正解だった。うまいよ。
最後に、「高遠温泉さくらの湯」に寄って、まったりモード。
伊那で晩飯を食べたかったのだが、日曜だからなのか、ほとんどの店が閉まっており、
諏訪SAまで行ってそこで飯食った。
ご当地グルメを食べるのが、ガンビーぶらり旅の醍醐味なので、ちょっと残念だった。
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吉野邸/山本勘助誕生地(静岡県富士宮市) [風林火山へGO!!]

代信寺から同じ山本地区にある、勘助の生家とされる吉野邸へ向う。
しかし持っていた資料には、番地まで記載されていなかったので、代信寺で頂いた富士宮の勘助所縁の地マップを見ながら向った。
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吉野邸の門前。
吉野家は、清和源氏の源満政を祖とし、南北朝時代にこの地に移ったという。吉野家2代の貞久の孫が山本勘助だという。勘助は貞幸(貞久の子)の三男。長男は本家の養子となり、吉野家4代目を継いでいる。
門は、立派な長屋門。
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吉野家は、江戸時代には陣屋代官をしていたとのこと。
母屋は昭和36年にもらい火で全焼した為、この長屋門のみが代官時代の遺構となる。
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長屋門の前の広場の山側には、「山本勘助誕生碑」という石碑が立っている。
大正13年に、地元青年団によって建てられたもの。
裏側には、勘助の出生から川中島での戦死までの生涯が記載されている。
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脇の通路門を入ると、勘助に関する様々な資料が展示されている。手づくりものでほのぼのしているが、見ごたえ充分である。勘助に対するリスペクトと誇りを非常に感じて、いい雰囲気だ。
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吉野邸から100mくらい勘助坂方面に進むと、勘助の母と言われている安女の墓がある。
勘助はいまだ謎の多い人物である。甲陽軍艦以前の資料が乏しいからであるが、どこからか一級の文書なり出てくることを願うものだ。
個人的には実在したと考えているが、よく言われるような軍師ではなく、足軽大将の1人にすぎなかったと思っている。

タグ:風林火山
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風林火山の旅~スピンオフ編~富士宮市 [風林火山へGO!!]

2007年より風林火山の旅と称し、山梨を中心に、長野・新潟を旅した。
静岡の富士宮市は、山本勘助の誕生の地という説があり、勘助所縁の場所が幾つかあるので、
GWも中日に、風林火山の旅としては初の静岡へ行くことにした。

とは言え...勘助関連だけだと、ちょっと回る物件が少ないので、ちょっと付け加えたので、
風林火山の旅とは言いがたいかもしれないが、風林火山の旅シリーズにさせていただく。

いつものように.....
そうだ!甲斐へ行こう!....ではなく、駿河へ行こう!スピンオフ?編
勘助から戦車まで、まるっとGO!!!!!!!!!!!
『走れ!アルファ!跳べ!ロメオ!』

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GWの中盤であったこの日、東名は川崎から渋滞、富士山の麓で渋滞、浅間大社周辺は祭りで渋滞、
帰りの東名は御殿場からビタ止まり....ここまで渋滞の嵐は久ぶりだ。

そうだ!駿河へ行こう!スピンオフ?編
医王寺(山本勘助と勘助の祖父の墓がある寺)
代信寺(勘助の祖父あるいは両親と伝わる木像がある寺)
吉野邸(勘助誕生の地とされる家)
富士山本宮浅間大社(浅間神社の総本宮)
若獅子神社(サイパンから帰還した97式中戦車がある神社)
北山本門寺(日蓮宗の大本山)
大石寺(日蓮宗宗の総本山。何もかもデカいよ)

勘助関連は、『風林火山をゆく』を参考にした。
タグ:風林火山
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風林火山の旅~スピンオフ編~郡内エリア [風林火山へGO!!]

2007年は個人的に甲斐ブームで、風林火山の旅と称して、エリア別に山梨県をぶらりしていた。
ただ勝沼周辺エリアは、広い範囲で回ってしまった為、大善寺や景徳院といったメジャー物件に行けずじまいになっていたので、風林火山の旅スピンオフ企画として行くことにした。中央道で一気に勝沼まで行ってもよかったのだが、行ってみたい物件が途中にあったので、上野原ICで降りて、一般道で大月を経由して勝沼へ向ったのだった.....

そうだ!甲斐へ行こう!スピンオフ編!
武田から新撰組まで、まるっとGO!!!
いつもの・・・『走れ!アルファ!跳べ!ロメオ!』

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この日は朝から霧雨が降っており、GW過ぎにもかかわらず、非常に寒い日だったが、ロンT1枚で出かけてしまい、エライ目にあってしまった。寒かったっす....

今回は、下記の文献を参考にブランした。
郡内エリアの武田家史跡巡りは、「武田信玄を歩く」(秋山 敬著)
前半の神社は、「しらべる戦争遺跡の事典」

そうだ!甲斐へ行こう!スピンオフ編!
軍刀利神社(信玄、小山田氏の信仰が厚かった軍神の神社)
石楯尾神社(山門ファン必見の奇門)
牛倉神社(楠木正成の銅像が移設)
猿橋(日本3大奇橋)
八ツ沢発電所第1号水路橋(変電所関連施設で初重文)
アッツ観音(アッツ島の戦没者の供養の観音様)
景徳院(武田勝頼の最期の地であり、菩提寺)
栖雲寺(武田家10代目武田信満開基の寺)
大善寺(国宝の薬師堂を持つ名刹)
柏尾古戦場(近藤勇最後の戦い)
旧田中銀行(小さな擬洋風館)
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武田信義館跡(山梨県韮崎市) [風林火山へGO!!]

願成寺から、近くの武田信義館跡を目指す.....のだが、中々見当たらない。
簡易的な地図でナビっていたので、道を1本間違えて進入してしまったのが原因だった。
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細い坂道を上かって行くと、館跡の看板が見えてきたが、
車を止める場所がないっ....
看板より少し坂を上がったところにあった、明らかに私有地らしき空き地にコソッと停めさせてもらい、即効で館跡を目指す。
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ん?
ちょっと嫌な予感がするぞ。
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5m四方のエリアに碑と説明板があるだけ。
・・・・・・館の礎石や土塁なんかがあると思ってたので、微妙な感じです。

2008年の4月にここから50m離れたところから、信義時代の青磁や白磁の陶器等が出土したらしい。
これまで文献や伝承を元に館跡とされていたが、場所の特定ができる可能性が高まったとのこと。今後の調査結果を追っていきたい。

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風林火山館(山梨県北杜市) [風林火山へGO!!]

三分一湧水から車で10分弱、道なりに北上して行くと、山麓の草原の中にポツンと風林火山館が現れる。
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躑躅ヶ崎館を復元したもので、大河ドラマのロケ地としても使われてたところである。
訪問時はまだ大河ドラマは放映中で、観光の大型バスが次々と乗り入れてきて、広い駐車場も満車だったが、運良く待ち無しで停めることができた。
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隅櫓から大手門方向をみたところ。館の大手門側の東曲輪を復元している。
躑躅ヶ崎館は、大手門より南側は水堀で、北側は空堀なのだが、それも忠実に再現されていた。
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大手門の向いにある冠木門とその周辺の長屋。長屋は土産屋さんになっており、城下町というより、門前町のようになっていた。
こういうところでは、ついついアイスを買ってしまう。もち巨峰味のアイス買ったよ。
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薬医門の大手門。両脇には物見櫓を付属させて、威圧感を出しまくっている。
堀の土塁には一部石垣が使われている。一見中途半端な感じだが、これも威圧感を出すだめの演出と考えられる。
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主殿。信玄との接見場所兼政務を執ったところ。
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主殿の右側にある唐門。門の向こうには長屋が建てられているが、本来は毘沙門堂と不動堂があったとされる。要は、宗教的なエリアだったところである。
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曲輪内には、番所X2、厩、的場が設置されていた。
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物見櫓を下から見上げる。登りて~
訪問当時はまだ撮影途中ということもあって、櫓に登れなかったり、主殿に上がれなかったが、今ではどうなっているのだろう?
期間限定モノなのかどうかわからないが、少しづつでも拡張してはどうだろう?
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三分一湧水(山梨県北杜市) [風林火山へGO!!]

高根クラインガルデンよりJR小海線の甲斐小泉駅へ目指す。
その付近にある三分一湧水が目的である。
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武田信玄が考案したと伝わる分水場。と....伝わっているものの、十中八九、信玄とは無関係だろう。
治水に力を入れた信玄だから、ここもそうしようということではないかと思われるが、
『信じるか信じないかは、アナタ次第!』ってことで。
方形エリアに三角形の石を置いただけという、分水の装置としては非常にシンプルな構成だ。
はっきり言って、均等に分水できているかは疑問なところである。現代社会においては水争いは無縁であるが、昭和初期(戦前)くらいまでは、農村地帯では分水は死活問題で、至る所で泥臭い争いが起ってたのである。
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湧き出てるところと、その上にあった祠。
今でも8500㌧/1日もの水量があり、水も日本名水百選に選ばれている。
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下流側から見てみる。水は非常に冷たい。気持ちいいぞ。
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水路の壁の石からも湧き出ている。水は3方向へ流れていく。

周りの緑と透き通った水が織り成す癒しの空間が心地いい。
この後、向いにある「そば処三分一」で昼食をとった。やっぱ名水処の蕎麦は裏切らない。
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山本勘助屋敷墓(山梨県北杜市) [風林火山へGO!!]

須玉ICからR141を北上し、高根クラインガルデンに向って行くと、夕焼け橋と呼ばれる木製の太鼓橋を越えたあたりに、山本勘助の子孫と伝わる個人宅がある。
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この個人宅には、敷地内に伝山本勘助の墓があり、平成18年からは一般公開するようになったとのことで、先に連絡を取って伺った。
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参考にした本「風林火山をゆく」では、個人宅なので駐車場が狭いと書かれていたので気になっていたが、畑を駐車場にしたらしく、ウッドチップを敷き詰めた結構広い駐車場があった。
思った以上に観光地化してるようだが、あくまで個人宅内なので、連絡を取ってから伺ったほうがいいかも。
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おばあさんに仏壇と山本勘助の位牌を見せていただき、その後、山本勘助の墓がある裏庭に案内していただいた。
裏庭はL字型に遊歩道が整備されており、L字の内側に墓をはじめとする石塔や石仏が置かれていた。
庭に入ってすぐに、石の祠と杉の神木。
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神木を挟んで、伝山本勘助の墓。宝篋印塔、無縫塔、五輪塔といった石塔が並ぶ。
ロープが張られているので近づけないが、無縫塔には山本勘助の戒名が刻まれているという。
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L字の参道を進む。この参道は最近整備れたようだ。
L字の行き当たったところから屋敷方向を見る。祠や宝篋印塔といった石塔が集められていた。
戦国期の豪族は屋敷内に墓をつくる風習があった。実家の田舎の家の裏山斜面にも、小さな五輪塔群があり、親父の説明では、戦国期頃のものだと伝わっていると聞いたことがある。
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こちらには立派な蔵が2つもある。
写真のものは明治初期の築。もう一つの方は一見新しいそうだったのだが、江戸末期のものらしい。最近修築したとのこと。
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駐車場と屋敷の中間にあった祠。
天神祠と呼ばれており、屋敷神。ここは屋敷の土塁跡と言われており、戦国の武将の屋敷の名残だろうか。
山本勘助自信が実在しなかったという説もあり、これまでは公にしてこなかったらしいが、最近の調査で実在したことが判明しつつあるとのことで、公開するようになったという。武田二十四将でも人気度抜群な勘助だけに、より確実な資料の発見があるとうれしい。
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透き通った冷たい山水が勢い良く流れていた。こういったところの蕎麦はうまい。
実際、この日の昼は蕎麦を食ったのだった....

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風林火山の旅~林の章~北杜編 [風林火山へGO!!]

武田信玄所縁の場所巡りとして、友人と甲府市を旅したが、思いのほか好評だったので、シリーズ化することとなった。
今回は風林火山 林の章として、山梨県の県北である北杜市を中心にプランニングしてみた。
酒の場での勧誘の甲斐もあってか、メンバーも4人となり、北杜市へ向ったのであった.....
風林火山へGO!!!!!!!!! そうだ!甲斐へ行こう!
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ちなみに北杜は「ほくと」と読み、なんか強そうな響きである。
「ほぁたっ!!あたたたたたたたたたたっ!」..........と調子に乗る輩が飲みの場に1人は必ずいる。
間違いなくその一人が、オレだろう(ゲラゲラ)

■林の章~北杜市編
正覚寺(甲斐源氏の祖、源義光の菩提寺)
山本勘助屋敷墓(山本勘助の子孫宅に残る屋敷墓)
鎧堂観音(義光が念持仏と甲冑を納めた寺)
三分一湧水(信玄が考案したと伝わる分水場)
風林火山館(NHK大河ドラマ風林火山の躑躅ヶ崎館セット)
新府城(武田家最後の城)
武田八幡神社(信玄が守護になって初めて手がけた神社)
願成寺(武田家の祖、信義が中興開祖の寺)
武田信義館跡(信義館跡...ちょっと寂しい....)

武田信義館跡を見た後は、そこから近くの「武田乃郷白山温泉」に行き、今日の疲れを癒す。
晩飯は韮崎でと思っていたが、携帯で探すも、いい店が見つからず、結局甲府駅前の小作でほうとうを食べた。
ほうとうは、お腹いっぱいなるわ。

風林火山の旅~風の章~甲府編

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風林火山の旅~風の章~甲府編 [風林火山へGO!!]

5月の中旬に、大学時代の友人と、風林火山の旅と題し武田信玄所縁の物件周りを企画した。
思えば、神奈川に住んでいると、山梨県って遠出するには近く、ちょっと出かけるには遠く、なかなか行く機会がなかったのだ。
大河ドラマもやってることだし、これをキッカケと考え、まずは信玄のお膝元である甲府市へ向かったのであった....
普段通り、「走れ!アルファ!跳べ!ロメオ!」と言いたいところだが、今回は友人のセリカに乗せてもらったので、
「走れ!セリカ!跳べ!セリカ」でGo!

今回の旅は、風の章となり、以降林火山の章と続くことになる。
■風の章
甲府城跡
長禅寺(甲府五山)
能成寺(甲府五山)
東光寺(甲府五山)
甲斐善光寺
円光院(甲府五山)
信玄墓所
河尻塚
武田神社躑躅ヶ崎館跡
法泉寺(甲府五山)
積翠寺
風林火山をゆく
風林火山をゆく

信玄所縁の旅は、この本を参照した。
エリア別にまとめられており、プランが立てやすいのでオススメである。


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