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遮光器土偶がモチーフの駅舎 木造駅 [B級&珍スポット]

外付けのHDDを整理してたら、いろいろ面白い物件の画像があったので紹介するよ。

6年前の夏季休暇で、東北や北海道の道南地区をドライブした際に立ち寄った、珍駅。

青森県つがる市の木造駅。

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同市の亀ヶ岡遺跡から発掘された遮光器土偶をおもいっきりダイナミックに再現した駅舎。

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バブル期のふるさと創生事業として建てられたとのことだが、
金銭感覚が麻痺していた時代とはいえ、ここまでバカできるのは、ある意味平和だと思う。

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昔は列車の発車のたびに目が光って点滅していたらしいが、
「子供が怖がる」とのことで、自粛して今に至っているとのこと。

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駐車場脇にある、方墳型のレストスペース。
この違和感も最高だ。

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これ何だったか、記憶がない。。。倉庫だったか?

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駅前通りは、開いている店も少なく、かなり寂しい感じだが、
このようなモダンな看板建築がいくつもあって、いい雰囲気だったよ。

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目が光った方が、インパクトあると思うんだけどね。。。。
タグ:青森県
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熊山遺跡(岡山県赤磐市) [B級&珍スポット]

ミステリアススポットの第3弾は、
岡山県赤磐市の熊山山頂に存在する、謎のピラミッド『熊山遺跡』を紹介する。

このスポットは、マジで怖いよ・・・・

何が怖いって・・・


遺跡の近くの山頂付近まで登れる道である。

これが狭いの何の。

車1台分の幅しかない狭い道。山側はコの字型のコンクリートの溝で、反対側は急斜面。
対向車が来たら、もうOUT。
どちらかが恐怖のバック移動。
「対向車、来るなよ」と祈り、ドキドキしながら、約4.5キロの道のりをノロノロと走行。
幸い、対向車に遭遇することなく、どうにか駐車場に到着。
ホッとしつつも、帰りのことを考えると、かなり憂鬱だ。
寺や山城の探訪で、酷道は散々通っていて、それなりに慣れていたのだが、久々に恐怖した。

さて、熊山遺跡は、この駐車場から10分程度歩いたところにある。
kumayamaiseki1.JPG

高さは4m弱の段式のピラミッドだ。

この遺跡は、仏塔、戒壇、墳墓、修験道の遺構など、色々な説があるのだが、今だ不明である。
昔、この山頂には霊山寺という寺があったらしいので、仏教的な施設なのだろうが、
日本ではこのようなピラミッド型石塔の仏教施設は見たことがない。

kumayamaiseki2.JPG

遺跡の近くにある石段。
これは霊山寺本堂への参道の石段。
しかし、霊山寺自体が跡形もないので、何ともイメージしにくいが、所々に石積みが残っている。

kumayamaiseki3.JPG

上から2段目には、龕(ガン)と呼ばれる横穴が、四方に開いている。
仏塔であれば、ここに仏像が安置されていたのだろう。

kumayamaiseki4.JPG

上段の上面には竪穴が開いており、昭和初期に陶製の筒が発見され、
それによりこの遺跡は奈良期に造られたと推測されている。

本来なら、近くにあった神社等をゆっくりと探索でもしたいところなんだが、
はやく山の麓まで戻って、心を落ち着かせたかったので、早々に帰路についた。
幸い、帰りも対向車に遭遇しなかった。

参考文献:「日本の七不思議」ミステリー
[図解]「日本の七不思議」ミステリー (ビジュアル+好奇心!BOOKS)
有名どころばかりで、確認用とか初心者向けといったところ。
ウッドサークルや卑弥呼?の石壇は、行って見てみたい。


熊山遺跡


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岩窟ホテル(埼玉県比企郡) [B級&珍スポット]

岩室観音堂の脇の岩壁に幾つかの人工的な穴が開いており、場所によってはテラス風になっている。
岩窟ホテルと言われていたところだ。岩窟ホテルとは、明治から大正にかけて、近くの高橋峯吉氏が21年かけて掘った、野菜とかの貯蔵庫で、ホテルというのは、近所の人が「今日も掘ってる」が転じてホテルとなったものらしい。
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絵葉書等を見ると、昔はそれなりの外観だったようだが、いまでは崩落の危険からフェンスで閉鎖されており、完全な廃墟と化している。
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壁は白だったようだが、いまではその面影はなし。内部への入口も完全に閉鎖されている。昔は内部を公開していたが、一部崩落しており、危険な為に昭和63年に閉鎖したという。
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メンテや補修をすれば、味のあるスポットになったかもしれないが、廃墟化するのも味かも。

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武蔵野の森公園のポンプ群(調布市/三鷹市) [B級&珍スポット]

1年前に調布に残る掩体壕を調べてたとき、武蔵野の森公園に訪れたのだが、やたら給水ポンプが園内に設置されているのが気になった。どうやら災害時対策の為らしい。
公園自体が2000年に開園し、今尚整備拡張している新しい公園で、造営していく上で災害対策をしっかりと盛り込まれたのだろう。これらのポンプを見ていくこととする。

大沢1号掩体壕の正面にある2基のポンプ。
何も知らないと、排水溝もなにもないこの構成が不思議に感じるだろう。

ポンプの前に並列で並べられたコンクリ群。

実はコレ、仮設の簡易水洗便所である。
しくみは説明板の通り。
だから、公衆トイレの後ろにあったのかと納得。

これまた大沢1号掩号体壕の横にあるポンプ。これは便所ではないようだ。
排水口や溝が全くないし、先のポンプのように開口できるところもない。

試しに排水してみる...
思いっきりタイルにぶっかかる。
おそらく飲料以外の目的で使うものだろうが、排水溝はあってもいいような。
このポンプの基礎のコンクリは、比較的古いので、元々ここにあり、周辺を整備したのかもしれない。

池の前にあるポンプ。
いままでのとは違って、今風なデザインのポンプ。「飲めない」という注意書きがしてある。
ちゃんと排水口があり、機能的には問題なさそうだ。

園内から調布飛行場を見る。
どのポンプも設置間もない感じで、1年経った今行くと、もっと増殖しているかもしれない。


タグ:公園
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