台湾の古都台南巡り② [城]
台南2日目
ホテルで朝食をとる。
午前中は、郊外の安平地区へ向かうべく、フロントでタクシーを呼んでもらった。
安平古堡までは10分位で到着。
タクシーから降りたころから小雨が降りだしたので、向かいのファミマで折畳み傘を購入した。
晴れ男の自分にしては珍しい。。。のだが、安平古堡を回った頃には雨は止んだ。
安平古堡(アンピングーパオ)
元は、オランダが東アジア貿易の中心として1633年に築いたゼーランディア城。
1662年に中原反攻の拠点とすべく、明朝の鄭成功が侵攻し、オランダを台湾から駆逐し、その後の鄭政権がここで政治を行っていた。
オランダ時代には、稜堡式の内郭と四角の外郭が一部重なるような縄張りだった。
今の展望台が建っているところが内郭。
外郭の外壁が一部残っている。
廃墟感満載で、いい意味で怪しげ。
安平古堡の隣に建っている、安平開台天后宮。
台湾最古の媽祖廟。
媽祖は航海、漁業の安全を司る神。日本でいうところの宗像神社や厳島神社の宗像三女神ですかね。
安平古堡から北へ5分くらい歩いたところにある、徳記洋行。
イギリス人が作った貿易会社の建物。
徳記洋行の裏にある倉庫の安平樹屋。
ガジュマルに覆われて、ほとんど廃墟だが、観光資源としてしっかりと活躍中だ。
徳記洋行に行く途中にあった、おしゃれな古民家カフェのStayCafe。
石碑から推測すると、三菱商事関係の建物だったのだろうか。
StayCafe向かいの、ちょっと派手な鄭成功像。
ここから海岸線沿いに南下します。
するとレンガの構造物が見えてくる。
1840年にアヘン戦争時に台湾防衛の為に造られた安平小砲台。
安平古堡から南に歩くと、三級古積の妙壽宮がある。
庇部分が何とも無粋ですね。
ここから橋を渡って、億載金城に向けてひたすら歩く。
余裕で歩いて行けると思ったら、なかなか到着せず、バスで行けば良かったと後悔したよ。
案内板のマップは、かなりデフォルメされています。
途中で、林黙娘公園の巨大媽祖像を見る。
林黙娘とは、媽祖の本名らしい。
公園の隅にある台湾成功号。
鄭成功時代の復元船なのかわかりませんが、微妙に寂しい展示でした。
公園から5分くらい歩いたところに停泊している、元アメリカ海軍の駆逐艦サースフィールド。
77年に退役し、その後台湾で「徳陽」として2005年まで現役で、2度目の退役後は、ここで観光艦となっている。
徳陽艦の道路挟んだ向かいに億載金城がある。
ただ、入口である正門は真逆の位置なので、ひたすら歩く。
林黙娘公園にさしかかった辺りから、タクシーの姿を全く見ないので、ちょっと焦る。
というのも、市内へ戻るのにタクシーを使う予定だったからだ。
入口に到着。50NTDを払って入城します。
築城の際、レンガは退廃していた安平古堡から運ばれてきたとのこと。
1874年の日本の台湾進攻のときに、安平の海防強化の為に造られた稜堡式の砲台。
フランス技師が設計したとのことだが、海防の砲台としては、稜堡式砲台は時代遅れな築城だと思う。
口径25.4mmのアームストロング砲のレプリカ。
すごくインパクトあり。そして子供もはしゃいで遊びまくっている。
やっぱ砲が設置してあると、様になるな~
市内に戻ろうとするが、タクシーの姿がない。来ない。
駐車場を整理しているおはさんに、英語で台南駅行のバス停の場所を聞いたら、親切に教えてくれました。ただ、おばさんは英語はわからなかったが、「バス」と「to TAINAN STATION」でわかったらしい。
バス停はすぐ目の前で、しかも台南駅行きはあと10分で来ると表示されていたので、安心してバス料金の18NTDを握りしめて待つ。(待っている間にスマホで、料金と後払いか先払いか、前乗りか後ろ乗りかを調べて用意は万端でした)
が、10分しても来ない。さらに10分待っても来ない。。。。と、そのとき、億載金城までお客を乗せたタクシーが帰ろうとしたので、即拾ってホテルまで戻りました。
タクシーにホテル名と住所をスマホで見せているときに、後ろからバスが来てました。。。。。
辛抱って大事だね。
2日目午前おわり。
ホテルで朝食をとる。
午前中は、郊外の安平地区へ向かうべく、フロントでタクシーを呼んでもらった。
安平古堡までは10分位で到着。
タクシーから降りたころから小雨が降りだしたので、向かいのファミマで折畳み傘を購入した。
晴れ男の自分にしては珍しい。。。のだが、安平古堡を回った頃には雨は止んだ。
安平古堡(アンピングーパオ)
元は、オランダが東アジア貿易の中心として1633年に築いたゼーランディア城。
1662年に中原反攻の拠点とすべく、明朝の鄭成功が侵攻し、オランダを台湾から駆逐し、その後の鄭政権がここで政治を行っていた。
オランダ時代には、稜堡式の内郭と四角の外郭が一部重なるような縄張りだった。
今の展望台が建っているところが内郭。
外郭の外壁が一部残っている。
廃墟感満載で、いい意味で怪しげ。
安平古堡の隣に建っている、安平開台天后宮。
台湾最古の媽祖廟。
媽祖は航海、漁業の安全を司る神。日本でいうところの宗像神社や厳島神社の宗像三女神ですかね。
安平古堡から北へ5分くらい歩いたところにある、徳記洋行。
イギリス人が作った貿易会社の建物。
徳記洋行の裏にある倉庫の安平樹屋。
ガジュマルに覆われて、ほとんど廃墟だが、観光資源としてしっかりと活躍中だ。
徳記洋行に行く途中にあった、おしゃれな古民家カフェのStayCafe。
石碑から推測すると、三菱商事関係の建物だったのだろうか。
StayCafe向かいの、ちょっと派手な鄭成功像。
ここから海岸線沿いに南下します。
するとレンガの構造物が見えてくる。
1840年にアヘン戦争時に台湾防衛の為に造られた安平小砲台。
安平古堡から南に歩くと、三級古積の妙壽宮がある。
庇部分が何とも無粋ですね。
ここから橋を渡って、億載金城に向けてひたすら歩く。
余裕で歩いて行けると思ったら、なかなか到着せず、バスで行けば良かったと後悔したよ。
案内板のマップは、かなりデフォルメされています。
途中で、林黙娘公園の巨大媽祖像を見る。
林黙娘とは、媽祖の本名らしい。
公園の隅にある台湾成功号。
鄭成功時代の復元船なのかわかりませんが、微妙に寂しい展示でした。
公園から5分くらい歩いたところに停泊している、元アメリカ海軍の駆逐艦サースフィールド。
77年に退役し、その後台湾で「徳陽」として2005年まで現役で、2度目の退役後は、ここで観光艦となっている。
徳陽艦の道路挟んだ向かいに億載金城がある。
ただ、入口である正門は真逆の位置なので、ひたすら歩く。
林黙娘公園にさしかかった辺りから、タクシーの姿を全く見ないので、ちょっと焦る。
というのも、市内へ戻るのにタクシーを使う予定だったからだ。
入口に到着。50NTDを払って入城します。
築城の際、レンガは退廃していた安平古堡から運ばれてきたとのこと。
1874年の日本の台湾進攻のときに、安平の海防強化の為に造られた稜堡式の砲台。
フランス技師が設計したとのことだが、海防の砲台としては、稜堡式砲台は時代遅れな築城だと思う。
口径25.4mmのアームストロング砲のレプリカ。
すごくインパクトあり。そして子供もはしゃいで遊びまくっている。
やっぱ砲が設置してあると、様になるな~
市内に戻ろうとするが、タクシーの姿がない。来ない。
駐車場を整理しているおはさんに、英語で台南駅行のバス停の場所を聞いたら、親切に教えてくれました。ただ、おばさんは英語はわからなかったが、「バス」と「to TAINAN STATION」でわかったらしい。
バス停はすぐ目の前で、しかも台南駅行きはあと10分で来ると表示されていたので、安心してバス料金の18NTDを握りしめて待つ。(待っている間にスマホで、料金と後払いか先払いか、前乗りか後ろ乗りかを調べて用意は万端でした)
が、10分しても来ない。さらに10分待っても来ない。。。。と、そのとき、億載金城までお客を乗せたタクシーが帰ろうとしたので、即拾ってホテルまで戻りました。
タクシーにホテル名と住所をスマホで見せているときに、後ろからバスが来てました。。。。。
辛抱って大事だね。
2日目午前おわり。
台南は歴史がいっぱい詰まっています。
林黙娘や鄭成功、歴史上の人物が登場しますね。
by kohtyan (2018-03-21 17:19)
>kohtyanさん
台南は、台湾の歴史が凝縮されていて楽しいですね。
今回はあまりグルメを堪能していないので、次は美味しいものを食べたいですね。
by ガンビー (2018-03-25 03:36)