増上寺三解脱門 [寺/神社]
このブログは、増上寺の記事からスタートした。
なぜ増上寺の記事を最初に書こうと思ったのか、全く覚えていない。
当時、大江戸エリアを片っ端から歩いていたから、シンボル的なところを選定したのか・・・
さてさて
現在、増上寺では、普段未公開である三解脱門の楼上を一般公開している。
今回の公開は法然上人八百年御忌を記念して、戦後初公開されるもので、今後公開される予定もないという。
山門好きとしてはこれは見逃してはならないと思い、行ってきました。
普段は閉まっている、2階部の扉が開いています。
そもそも重層門の2階には仏像が祀られており、巡礼堂としての機能がある。
しかし最近ではどこの重層門も楼上に上げされてくれることは稀で、祀られている仏像を拝むことがなかなかできない。
巡礼させると、どうしても門の消耗が激しくなるので、メンテナンス代が掛かるからだろう。
文化財指定されているものは、釘一本の追加でもなかなか許可が降りないので、なお更だ。
今回は登りの階段部分には、破損対策と思われる、別の鉄パイプの階段が設けられていた。
階段下の施設の中で、チケットを買って、楼上へ。
楼内は撮影禁止なので、画像無しです。
チケット買うともらえるチラシの画像を載せておきます。
釈迦三尊像と十六羅漢像が祀られています。
十六羅漢像は、保存状態はあまりよろしくないですね。
しかしこれらの像が秘仏並みに、なかなか見れないのは残念ですね。
本来、巡礼として見せる仏像だからなお更です。
現在は、三解脱門の公開だけではなく、徳川家墓所も公開しているので、そちらにも行ってみた。
大河ドラマの影響で、関連場所はお江祭りですが、増上寺も負けずにお江グッズだらけです。
去年の11月に訪問した時とは大違いです（ｗ
増上寺は徳川将軍家の菩提寺だったので、日光東照宮のような豪華絢爛な霊廟が建ち並んでいたが、
東京大空襲でほとんどが焼失。
戦後の復興では、霊廟跡地の大半をプリンスホテルへ、秀忠霊廟はゴルフ練習場へと姿を変えた。
今では考えられないような、どさくさ紛れのデタラメな行為ですね。
ちなみに、焼失を免れた霊廟門、銅鋳造の唐灯篭や宝塔、石塔の多くが狭山不動寺に移築されている。
普段は入れない墓所の内部。
よくみる大名墓群のような感じで並べてある。
ここに眠るのは、2代秀忠夫妻、6代家宣夫妻、7代家継、9代家重、12代家慶、14代家茂、和宮、将軍生母側室（合塔）
入口から見ていくと、
将軍生母側室合塔
皇女和宮（青銅）
家茂公（石塔）
家宣夫妻（青銅）
秀忠夫妻（石塔）
大河ドラマの影響で、人だかりは一番でした。
ちょっと前なら、和宮様だっただろう。
家継公（石塔）
家重公（石塔）
家慶公（石塔）
ちなみに現在の徳川家墓所の門となっている鋳抜門は、家宣公の宝塔の前にあった中門。
あらためてこの霊廟群が焼失してしまったのが、残念でならない......
ぶらりんザムライ記事
■増上寺
■狭山不動寺
なぜ増上寺の記事を最初に書こうと思ったのか、全く覚えていない。
当時、大江戸エリアを片っ端から歩いていたから、シンボル的なところを選定したのか・・・
さてさて
現在、増上寺では、普段未公開である三解脱門の楼上を一般公開している。
今回の公開は法然上人八百年御忌を記念して、戦後初公開されるもので、今後公開される予定もないという。
山門好きとしてはこれは見逃してはならないと思い、行ってきました。
普段は閉まっている、2階部の扉が開いています。
そもそも重層門の2階には仏像が祀られており、巡礼堂としての機能がある。
しかし最近ではどこの重層門も楼上に上げされてくれることは稀で、祀られている仏像を拝むことがなかなかできない。
巡礼させると、どうしても門の消耗が激しくなるので、メンテナンス代が掛かるからだろう。
文化財指定されているものは、釘一本の追加でもなかなか許可が降りないので、なお更だ。
今回は登りの階段部分には、破損対策と思われる、別の鉄パイプの階段が設けられていた。
階段下の施設の中で、チケットを買って、楼上へ。
楼内は撮影禁止なので、画像無しです。
チケット買うともらえるチラシの画像を載せておきます。
釈迦三尊像と十六羅漢像が祀られています。
十六羅漢像は、保存状態はあまりよろしくないですね。
しかしこれらの像が秘仏並みに、なかなか見れないのは残念ですね。
本来、巡礼として見せる仏像だからなお更です。
現在は、三解脱門の公開だけではなく、徳川家墓所も公開しているので、そちらにも行ってみた。
大河ドラマの影響で、関連場所はお江祭りですが、増上寺も負けずにお江グッズだらけです。
去年の11月に訪問した時とは大違いです（ｗ
増上寺は徳川将軍家の菩提寺だったので、日光東照宮のような豪華絢爛な霊廟が建ち並んでいたが、
東京大空襲でほとんどが焼失。
戦後の復興では、霊廟跡地の大半をプリンスホテルへ、秀忠霊廟はゴルフ練習場へと姿を変えた。
今では考えられないような、どさくさ紛れのデタラメな行為ですね。
ちなみに、焼失を免れた霊廟門、銅鋳造の唐灯篭や宝塔、石塔の多くが狭山不動寺に移築されている。
普段は入れない墓所の内部。
よくみる大名墓群のような感じで並べてある。
ここに眠るのは、2代秀忠夫妻、6代家宣夫妻、7代家継、9代家重、12代家慶、14代家茂、和宮、将軍生母側室（合塔）
入口から見ていくと、
将軍生母側室合塔
皇女和宮（青銅）
家茂公（石塔）
家宣夫妻（青銅）
秀忠夫妻（石塔）
大河ドラマの影響で、人だかりは一番でした。
ちょっと前なら、和宮様だっただろう。
家継公（石塔）
家重公（石塔）
家慶公（石塔）
ちなみに現在の徳川家墓所の門となっている鋳抜門は、家宣公の宝塔の前にあった中門。
あらためてこの霊廟群が焼失してしまったのが、残念でならない......
ぶらりんザムライ記事
■増上寺
■狭山不動寺
ぶらりんサムライ
戦災の焼失は本当に惜しかった。
by ねじまき鳥 (2011-09-27 23:05)
全くです。
戦災でいかに多くのモノが失われたことか....
by ガンビー (2011-09-28 06:05)