妙泉寺(千葉県木更津市)

真里谷城から車で5分、県道168号を久留里線方面に進むと、妙泉寺の参道が現れる。


ちょっとわかり辛いので、見逃しそう。
ここから山門まで結構あり、昔は大きな寺だったと想像できる。


山門は、戸無しの四脚門。比較的新しい門だ。

この妙泉寺は、正安年間の開山で、真里谷城主武田信隆が開基となり曹洞宗となった寺。
その後、北条義康や氏照から土地の寄進を受けたり、江戸期には幕府より10石を賜り、大寺であったという。


門前脇にある駐車場に車を停めて、参拝する。




鐘楼堂。
小さな梵鐘で、堂とのバランスが微妙でかわいい。
室町期の鋳造で、県の有形文化財。


重層の本堂。
重層部の小壁の漆喰の白と赤瓦が印象的。


内陣。本尊は釈迦如来ですかね。

ところで、この寺の裏山には山城があるのだが、城下の雰囲気からすれば、
こちらのほうが本拠ではないかと思える。
色々調べたら、そういう説もあるみたいですね。

住所；木更津市真里谷1760
駐車場：門前に15台程度の駐車場あり

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