春清寺(東京都三鷹市)

映画「SP」の野望編と革命編の間を補完するスペシャルドラマが、革命編の上映前あたりに放映された。
そのドラマの中で、真木よう子が岡田准一を連れ出して寺に行くシーンがあったのだが、
そこで拝んでいたオリエンタルな大仏が非常に気になった。
そのオリエンタルな容姿の大仏が気になったもちろんだが、
行ったことは無いのに何か見たことあるような気が....

堂に掲げてある額を見ると「春清禅寺」とあったので、「春清禅寺　大仏」で調べるとすぐ検索でき、
三鷹市にあることがわかったので、行ってみたよ。


四脚門の山門。
山門の中の貫の部分に、釈迦如来をはじめ5体の仏像が安置されていたが、残りの4体がよくわからなかった。


山門入って、右側にあるオリエンタルな釈迦如来の大仏。
なんとも言えない表情がたまらない。
身近に1人はいそうなおっさん顔が印象的だ。


ちょうど震災まもないころだったので、その爪あとだろうか...灯篭が倒れていた。


大仏の横には細長い三重塔。


本堂。
市の説明板があったので読んでみると....

なぜ見たことがあったような気がしたのかがわかった。

この春清寺は、柴田勝家の孫である柴田勝重の菩提寺で、かつて都内の大名墓を調べていた時に、
何かの本かサイトでこの寺を目にしていたようだ。


柴田勝重の宝篋印塔。
柴田勝重は1599年に徳川家康に仕え、大阪の役で戦功を立てて、この辺りの土地を与えられたとのこと。
勝重の孫の勝門まで、同氏がこの地を治めていたという。
有名な家にも関わらす、その後どうなったか意外に知らないもんだね....

最後にもう2枚




場所：三鷹市新川4-4-22
駐車場：有　20台くらい

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