谷中七福神 [寺/神社]
毎年正月の恒例にしているのが、七福神巡り。
福の集団である七福神を祀っている寺社を、正月の松の内に巡って、
一年の福を得ようというものだ。
桃山~江戸初期頃と言われているが、一般的になったのは江戸中期頃で、
この頃は七福神巡りのみならず、様々な巡礼が大衆文化として生まれた。
明治以降は、神仏分離や廃仏毀釈で多くの巡礼札所が消滅していったが、
近年のウォーキングによる史跡や寺社巡りがブームとなり、再整備して復活したり、
誕生したりと、盛んになりつつある。
基本的には松の内の期間だけなのだが、元々身近な信仰である七福神の為、
ほとんどが通年で朱印はもらえるが、正規版の色紙は購入できなかったり、
秘仏扱いの像は見ることができない可能性もあり、松の内に巡る方がいいかも。
そんなわけ?で、都内で最古とされる谷中七福神巡りを紹介するよ。
田端から上野公園までの1時間ちょいの気軽なコースなんで、初心者オススメ。
田端から5分程度歩いたところにある東覚寺。
こちらに祀られているのは、福禄寿。
松の内に参拝すると、普段見れない仏像が見れるのも楽しみの一つ。
東覚寺の前にある赤紙仁王尊。
けっしてムックではない。
体の悪いところに貼ると治るというもの。みんなどこもかしこも悪いようですな...
日暮里方面へしばらく歩きます。この区間が一番歩くかな。
恵比寿様が祀られている青雲寺。
禅宗様式の重層の本堂。
本堂の中に恵比寿様が祀られてます。
松の内中は、扉のすぐ正面に安置されている。
青雲寺から数分の所に修性院がある。
白いコンクリ本堂以外はほとんど墓地という、都内ではよく見かける寺。
布袋様を拝観する為に、本堂に上がらせてもらう。
「日暮の布袋」と呼ばれる、大きくてインパクトのある布袋さん。
修性院のすぐ脇にある富士見坂。
折角なのでここを通って、次の長安寺へ向う。
ここで富士山方面を見てたら、自称「ちゃきちゃきの江戸娘だ」と言うおばさんに声を掛けられ、
マシンガントークで富士見坂の説明をされた(笑)
この富士見坂は、都内に幾つある富士見坂でも唯一富士山が見れることで有名なのは知っていたが、
よく見えるのは、秋の晴れた朝とのこと。
ナイス情報サンクスでした。
長安寺。
これまた東京の寺らしく、建物と墓地以外のスペースがなく、窮屈な境内。
寿老人を拝観して、次の天王寺へ向う。
天王寺へ行くには谷中霊園の中を通る。
途中にある五重塔跡。
大空襲にも奇跡的に残った五重塔だが、昭和32年に放火心中によって、焼失してしまった。
なんだが、非常にやるせないです.....
天王寺の毘沙門堂。
写真は撮ったのだが、堂の奥にあってなかなかピントが合わない上、人が並んでいたのでブレまくりでした。
天王寺は非常に居心地のいい寺で、散歩やウォーキングで立ち寄った際は、ちょっと腰を下ろして休息するといい。
天王寺から真っ直ぐ芸大方面に進み、芸大と上野高校の裏辺りに護国院がある。
寛永寺三十六房の一つで、寛永寺最初の子院。
寛永寺の根本中堂が完成するまでは、ここの本堂が寛永寺総本堂として機能していたという。
その本堂は1717年に焼失し、1722年に再建されたのが現在の本堂だ。
大黒天。
護国院から不忍池の弁天堂へ向う。
さすがに上野公園は人が多い。
この谷中七福神の朱印用色紙は、厚みのある硬い色紙ではなく、和紙で風情がある。
普段は朱印するほどの信仰心はないのだが、七福神巡りだけは朱印もらってますわ。
福の集団である七福神を祀っている寺社を、正月の松の内に巡って、
一年の福を得ようというものだ。
桃山~江戸初期頃と言われているが、一般的になったのは江戸中期頃で、
この頃は七福神巡りのみならず、様々な巡礼が大衆文化として生まれた。
明治以降は、神仏分離や廃仏毀釈で多くの巡礼札所が消滅していったが、
近年のウォーキングによる史跡や寺社巡りがブームとなり、再整備して復活したり、
誕生したりと、盛んになりつつある。
基本的には松の内の期間だけなのだが、元々身近な信仰である七福神の為、
ほとんどが通年で朱印はもらえるが、正規版の色紙は購入できなかったり、
秘仏扱いの像は見ることができない可能性もあり、松の内に巡る方がいいかも。
そんなわけ?で、都内で最古とされる谷中七福神巡りを紹介するよ。
田端から上野公園までの1時間ちょいの気軽なコースなんで、初心者オススメ。
田端から5分程度歩いたところにある東覚寺。
こちらに祀られているのは、福禄寿。
松の内に参拝すると、普段見れない仏像が見れるのも楽しみの一つ。
東覚寺の前にある赤紙仁王尊。
けっしてムックではない。
体の悪いところに貼ると治るというもの。みんなどこもかしこも悪いようですな...
日暮里方面へしばらく歩きます。この区間が一番歩くかな。
恵比寿様が祀られている青雲寺。
禅宗様式の重層の本堂。
本堂の中に恵比寿様が祀られてます。
松の内中は、扉のすぐ正面に安置されている。
青雲寺から数分の所に修性院がある。
白いコンクリ本堂以外はほとんど墓地という、都内ではよく見かける寺。
布袋様を拝観する為に、本堂に上がらせてもらう。
「日暮の布袋」と呼ばれる、大きくてインパクトのある布袋さん。
修性院のすぐ脇にある富士見坂。
折角なのでここを通って、次の長安寺へ向う。
ここで富士山方面を見てたら、自称「ちゃきちゃきの江戸娘だ」と言うおばさんに声を掛けられ、
マシンガントークで富士見坂の説明をされた(笑)
この富士見坂は、都内に幾つある富士見坂でも唯一富士山が見れることで有名なのは知っていたが、
よく見えるのは、秋の晴れた朝とのこと。
ナイス情報サンクスでした。
長安寺。
これまた東京の寺らしく、建物と墓地以外のスペースがなく、窮屈な境内。
寿老人を拝観して、次の天王寺へ向う。
天王寺へ行くには谷中霊園の中を通る。
途中にある五重塔跡。
大空襲にも奇跡的に残った五重塔だが、昭和32年に放火心中によって、焼失してしまった。
なんだが、非常にやるせないです.....
天王寺の毘沙門堂。
写真は撮ったのだが、堂の奥にあってなかなかピントが合わない上、人が並んでいたのでブレまくりでした。
天王寺は非常に居心地のいい寺で、散歩やウォーキングで立ち寄った際は、ちょっと腰を下ろして休息するといい。
天王寺から真っ直ぐ芸大方面に進み、芸大と上野高校の裏辺りに護国院がある。
寛永寺三十六房の一つで、寛永寺最初の子院。
寛永寺の根本中堂が完成するまでは、ここの本堂が寛永寺総本堂として機能していたという。
その本堂は1717年に焼失し、1722年に再建されたのが現在の本堂だ。
大黒天。
護国院から不忍池の弁天堂へ向う。
さすがに上野公園は人が多い。
この谷中七福神の朱印用色紙は、厚みのある硬い色紙ではなく、和紙で風情がある。
普段は朱印するほどの信仰心はないのだが、七福神巡りだけは朱印もらってますわ。
( Θ_Θ) これは相方…
七福神巡りよいですね
地元のを調べてみようかな
by Sazaby (2010-12-26 23:33)
>Sazabyさん
全国各地にあるので、地元を巡礼してみては。
できれば徒歩でまわれるコースがいいですよ。
あと、メジャーな寺が入ってると、人が多くてちょっとゲンナリです。
by ガンビー (2010-12-30 11:22)
ガンビー さん こんばんわ。
ご来訪&nice! 有難うございました。
楽しい旅ブログですね。またゆっくりお邪魔させていただきます。
良いお年をお迎えください。
by Mrブラックアウト (2010-12-30 21:20)
あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします
by ねじまき鳥 (2011-01-01 22:21)
一気に回れてご利益満点ですね。それがしも行ってみたいです。
今年もよろしくお願いします。
by ノリパ (2011-01-03 10:20)
あけましておめでとうございます。
今年も色々なところにぶらっと旅したいもんです。
>Mrブラックアウトさん
来訪ありがとうございます。
メジャーからマイナー、B級までいろいろなところをぶらりしてます。
ごった煮なところですが、よろしくです。
>ねじまき鳥さん
今年もよろしくです。
城の情報をいつも楽しみにしています。
>ノリパさん
今年もよろしくです。
七福神巡りいいですよ。全国各地にあるんで、ご近所を巡礼してはいかがですか。
by ガンビー (2011-01-10 21:11)
日本なのに異国情緒たっぷりな空間がある!と感動しました。
時々見させて下さい。
by 月夜のうずのしゅげ (2011-03-21 23:54)