前田利長公墓所(富山県高岡市) [寺/神社]
高岡市の瑞龍寺に行った際、近くに加賀藩初代藩主前田利長の墓所があり、武将の墓としては日本一とのことで、行ってみた。 | |||
瑞龍寺門前の参道は、八丁道と名付けられている。 車を瑞龍寺から、八丁道の途中にある駐車場に移動させて、八町道を歩き始めた。 | |||
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八丁道は中学校を過ぎると、前田利長墓所に突き当たる。墓所は、幅の狭い水堀に囲まれている。 | |||
墓所内をしばらく歩くと神明鳥居があり、後方に廟所がある。 透垣、木扉を備え、まわりを水掘に囲まれた武将の墓ではあまり見ない形式である。どちらかといえば、天皇墓を見ているようだ。 | |||
墓は、大きな三段基壇の上に笠塔婆という形式。 この墓所は、利長の弟で加賀藩2代藩主利常が三十三回忌にあたる1646年に造営したもの。 中に入れないので、近くで見れないのが残念。 | |||
墓域にある石塔。五輪塔の派生型? 廟所以外に、このような墓所らしいものがないのだが、昔はどんな感じだったのだろうか? 一部が学校のグラウンドや市営のテニスコートになっているのだが、今でも十分広い。 ところで、武将の墓日本一とは、何が日本一なのだろうか?墓域なのか、墓石の大きさか? 高岡市内でよく見かけた利長くん。 2009年が開町400年ということで盛り上がっている?ようだ。 |
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