大鳥神社(目黒区下目黒) [江戸の風情]
山手通りと目黒通りが交差するところに鎮座するのが、大鳥神社である。 | |
本殿。 国常立尊を祀った小社だったが、日本武尊が東夷平定の際ここに立ち寄り祈願し、霊験が現れたことから、十握剣を奉納したという。 | |
神楽殿。 太々神楽の「剣の舞」「熊手の舞」が伝わる。 剣の舞は、十握剣を背負って八握剣を使って踊る舞。 熊手は、日本武尊が焼き討ちの難にあったときに、金属製の熊手を持って、火を防いたことからちなむ。 | |
大正5年に奉納された狛犬。 | |
切支丹灯篭。 目黒駅西側付近にあった肥前島原藩主松平主殿守の下屋敷に祀られ、密かに信仰されていたものと伝わる。 竿石下部にイエス像を仏像形式に偽装したものらしいが、見てもよくわからない。 | |
隣の大聖院の境内にも、3基の切支丹灯篭がある。 こちらも松平主殿守の屋敷内にあったものらしい。 大聖院は目黒不動滝泉寺の末寺で、大鳥神社の別当寺であった。 | |
酉の市に行ってみようと思う。 |
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