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日比谷見附(千代田区) [江戸の風情]

日比谷公園の駅寄り(日比谷濠の向いの交番のあたり)に石垣が築かれている。
江戸城防衛の為に造られた枡形門で、江戸三十六見附の一つ、日比谷見附跡である。
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先の画像の反対側から見てみる。打込みハギ布積の部分が櫓門の石垣だったところ。
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石垣の西側、現在「心字池」となっているここは、濠であったところ。外堀は、関東大震災や戦災の残土でほとんど埋め立てられてしまい、道になってしまっているが、このようにかろうじて残っているところもある。そう、江戸は水の都だったのだ。
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日比谷見附跡から続く石垣の反対側。
石垣の上はベンチが設置されており、休息スペースになっている。
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石垣を見ると、すだれ仕上げのようなものを発見。すだれ仕上げは、石垣の表面仕上げで、江戸城ならではかも。ただし、左下の掘りは家紋っぽいので、違うかもしれない。
ただ、日比谷御門の普請は仙台藩伊達家が担当したので、力入っていたとも言える。
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見附跡向いの日比谷濠。
家康が江戸に入ったころは、このあたりは日比谷入海と呼ばれており、その名の通り海だったのである。
奥が桜田門。
日比谷公園では農産業関連のイベントやコンサートが行われており、非常に賑やかであった。出店やフリマが多く出店しており、じっくり見て回りたかったが、先を急いでいたので、今回はパスした。

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