虎ノ御門(港区虎ノ門) [江戸の風情]
銀座線虎ノ門駅を降りる。地名となっているこの近辺には、江戸城の三十六見附の一つ、虎ノ御門があったことから名付けられた。 虎ノ門自体の名前の由来は諸説あるが、これだといったのが無いらしい。 | |
枡形の城門は、完全に破却されており何も残っていないが、虎ノ門付近の外堀の石垣の一部が、文部科学省の敷地内に残っている。 外堀の石垣による整備は、3代将軍家光のときに、江戸城の総仕上げとして築かれた。 | |
近くで見ると、「丸に矢筈」の家紋が彫ってある。 この家紋は、この石垣の造営を担当した佐伯藩毛利家のもの。 庭瀬藩戸川家が担当した箇所の境界線らしく、戸川家の家紋もあるらしいのだが、よくわからなかった。 | |
先の石垣の近く、教育会館の前にある石垣。 こちらは江戸時代のものではなく、江戸時代の石垣の上に造られたものとのこと。 | |
この日はデジカメにバッテリーを入れ忘れるという、バットネイチャーなことをしてしまい、致し方なくiPhone内蔵ダメダメカメラで撮った為、微妙な画質である.... |