神田橋御門(千代田区) [江戸の風情]
日比谷公園から本郷通りを歩く。江戸城の馬場先門や和田倉門跡に寄りつつ、神田橋へ向った。 | |
日本橋川に架かる神田橋。 今は風情も何も無い、至って普通の現代橋。しかも川の上には首都高が走っており、味気なさを倍増している。オリンピックに間に合わす為とは言え、後先考えない公共事業は、昔からの伝統らしい。 | |
首都高への入口の下に、辛うじて石垣が見える。 神田橋は、江戸三十六見附の一つ、神田橋御門があったところで、おそらくその門の石垣の一部だと思われる。 枡形門は秋田藩主佐竹氏によって、1629年に造られた。 この門は、将軍が徳川家の菩提寺である寛永寺や東照宮へ参拝する際に通行した御成門で、厳重に警備されていた。ここの警備は、7万石以上の外様大名か国持大名の分家筋の3万石以上の者が担当したという。 神田橋の傍に建っている不思議な像。 豊展観守像と言う名の、こがねむしが擬人化したもの。 こういうポンチな像は好きだな(w どうやらこの像は、女性らしい... |
2008-10-24 01:44
nice!(4)