代信寺(静岡県富士宮市)

医王寺から富士IC方面へ戻り、東名高速を越え、富士宮市へ入り山本地区にある代信寺へ向う。この寺は、山本勘助の生家である吉野家の菩提寺であり、伝勘助父母の木像が伝わる。
	代信寺の三門。 車で三門を通過し、ちょっと先の駐車場に停めた。この駐車場自体は広いのだが、入口が狭く入るまでに何度も切り返した。が、先には更に広い駐車場があり、ここは入口が広い為、さっきの苦労が非常に残念である。 この地区には、このような幟が立っている。
	本堂。 見た目以上に奥行きがあって、中は結構広い。
手挟には鶴の彫刻。手挟の彫刻は、これくらいが程よいと思う。 蟇股の狛犬の顔はちょっと長くて龍っぽい。
	庫裏正面にある池。 庭園風なのだろうが、もうちょっと手入れするといいような...
寺務所に行き、勘助の父母木像の見学の旨を伝え、見せてもらう。 伝勘助父母の木像は、本堂の内陣の左裏手に、ガラスケースの中に安置されていた。 住職さんから直接話を伺ったが、 　1）明治に宗持院(廃仏毀釈で廃寺）から、この木像が持ち込まれた。 　2)勘助と祖父貞久の像という説がある。 　3）左側が父(貞幸）、右側が母(安女）という説もあり、現在はこちらの方が有力とのこと。 左側にある位牌は、祖父貞久のもの。作られたのは享保18年。
訪問時はちょうど法要が終わった後で忙しそうであったが、住職さんは親切に説明してくれた。 ただ、ガラスケース内にあるので、ちょっと写真が撮りづらいです。

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