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栖雲寺(山梨県甲州市) [寺/神社]

景徳院から渓谷沿いの道を5分くらい進むと、栖雲寺にたどり着く。
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栖雲寺は、1348年に業海によって開山した寺。当時は鎌倉建長寺末の四大寺院の1つで、武田家の菩提寺としても繁栄していたが、織田軍の兵火にさらされたが、創建当時からの文化財が多く残るという。
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本堂。
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1592年建立の庫裏。
近年修築したのだろうか、一見新しそうな建物である。
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この寺の住職がそば切りを考案したということで、「蕎麦切発祥の地」の記念碑が建てられている。
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鐘楼。
この銅鐘は、「甲斐の五鐘」と言われる鐘で、1359年も鋳造。
結構小振りだ。
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この寺の注目は、裏山に広がる庭園。
個人的に、ただ見るだけの庭園はあまり興味ないのだが、この庭園のようにプチ探検ができるような参加型のエリアは好きでだ。朝に霧雨が降っていたこともあり、土や岩が滑りやすいため、一歩一歩踏みしめながら歩いたせいで、いつも以上に疲れた。
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自然の岩や崖を使った庭園で、県の名勝。地蔵や文殊菩薩の磨崖仏や巨石など見ごたえアリだが、結構広いので歩きがいもある。
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宝物館前のダルマ。
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伝武田信満(武田家10代目)の宝篋印塔。
栖雲寺は武田信満の開基とされるが、信満は上杉禅秀の乱で鎌倉より敗走し自害したのが1417年なので、ちょっと時代にズレがある。
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開山宝篋印塔。1352年と刻まれており、開山当初からの遺品。

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