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願成寺(山梨県韮崎市) [寺/神社]

武田橋と武田八幡神社の中間あたりの小高い丘に願成寺がある。
甲斐武田家の祖である武田信義が祈願所として堂宇を整備した寺である。
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駐車場から山門へ向う階段は、秩父三十四観音のミニ霊場となっている。
一番下側でヘビと遭遇。急に出てきて、目と目が合ってお互い動きが止まった(w
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四脚門の山門。
比較的新しいそうな割には、立派な額だと思っていたので、帰ってから調べてみたら、山門自体は1990年に再建されたものであるが、額は後白河法王から下賜さらた宋僧馗安揮毫の額だと判明。
信長の兵火、2度にわたる風雨の倒壊にも損失を免れた貴重な額である。
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山門の右側にある、武田家家臣招魂の碑。
最近造られたもの。
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本堂。本堂と庫裏がL字型で一体化した構造をしている。
屋根の大棟の段々となったラインが面白い。
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武田信義の800年追悼記念碑。
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武田氏累代御霊殿。初代信義から18代の信勝(勝頼の息子)までの御霊屋。
信義が堂宇を整備した際に、京都から迎えた阿弥陀三尊像を本尊として安置されている。織田信長の兵火により堂宇は焼失したが、仏像は難を逃れて今日に至っている。
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武田信義(中央)、夫人(左)、乳母姫(13代信昌娘)の五輪塔。
信義と夫人の五輪塔は、典型的な鎌倉初期の塔形をしている。
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先の五輪塔の右側にまとめられていた石塔。
武田家一族か家臣のものだろうか。
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駐車場にある、武田信義の看板。
信義は甲斐源氏一族を率いて、源平の合戦に参戦し武功を挙げ、駿河守護に補された。

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