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法泉寺/甲府五山(山梨県甲府市) [寺/神社]

法泉寺(甲府五山)
武田家の祖、武田信義から7代目の信武を開基とする寺で、信玄により五山に制定される。
法泉寺の住職快岳が、勝頼の首級から歯髪を持ち帰り、埋葬したという。その後、甲斐の領主となった徳川家康が、旧武田家臣の徳川家への帰属を快岳に依頼し成功したことから、勝頼の菩提寺と定められた。

ちょっと独特なデザインな鐘楼門。1636年に建てられた門で、市の指定文化財。古式な物見櫓のようである。
十六羅漢の石造。
境内をまわってみたが、十六体なかったような....
経蔵。
文化10年建立で、市の有形文化財。
武田勝頼の宝篋印塔(墓)。
墓の横の桜は、快岳が勝頼の歯髪を埋葬した際、目印として植えた山桜....の後継桜。
武田家中興の祖、武田信武の墓。
安芸、若狭、甲斐武田3家の祖でもある。

本堂。江戸期建立のもの。唐破風の玄関が重厚である。
この庫裏も江戸期建立のもの。
他の五山に比べて、戦災の被害が少ない。市街地よりちょっと離れているからだろう。
庫裏に続いている参道途中にある石橋。
結構古そうだが、これも江戸時代のものだろうか?
昔は、小川なり水路なりがあったのかな?
五山の中では、ちょっと離れているが、見所の多い寺である。
車がないと行きにくいかもしれないが、ぜひ五山を制覇して欲しいものだ。
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