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清正公寺(日本橋北部) [江戸の風情]

浜町公園に向かう。前から気になっていた清正公寺に寄るためである。
浜町公園の一角にひっそりとある寺で、寺というより堂といった方が正しいかもしれない。

ここは肥後の細川家の下屋敷があったところで、1861年に細川斎護が熊本の日蓮宗本妙寺から勧請して創建されたものだ。
下屋敷内にあったが、庶民への参拝として解放していたという。
その時代になぜ加藤清正なのか、よくわからないが、清正が講談話から英雄化し、人気が高かったのかもしれない。1861年とは、幕末の動乱期なので、時代の荒々しい気質が、清正とマッチにたのだろう。

現在の本堂は、昭和36年に再建されたものらしい。

ガラスや賽銭箱に加藤家の家紋「蛇の目」と「桔梗」

木鼻や懸魚など、江戸期の彫刻っぽい。
復元に近い再建だったのかもしれない。

東京における、加藤清正に所縁のある寺は、白金の覚林寺がある。
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