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椙森神社(日本橋北部) [江戸の風情]

椙森神社は、平将門の乱を鎮定するために藤原秀郷が戦勝祈願をしたところと云われ、その後太田道灌が雨乞い祈願のため、伏見稲荷の伍社の神を勧請した、江戸ではかなり古社である。
江戸時代には、江戸城下の三森(烏森、柳森、椙森)の一つとして、庶民に親しまれたという。
また、富興行(今でいう宝くじ)が行われており、大いに盛り上がっていたらしい。
社内の説明板では、「三富の1つに数えられるほどに・・・・」と記載されていたが、一般的には三富は湯島天神、谷中感応寺、目黒瀧泉寺なので、間違っていると言えるが、日本橋という江戸経済の中心が近いということもあり、動く額は大きかったのかもしれない。


鳥居は石造りの明神鳥居。
鳥居は社殿に対し、左右に配置されている。


神楽殿。
境内の半分が駐車場になっており、その駐車場エリアに神楽殿が配置されている。境内はオレ一人なのに、駐車場はなぜかいっぱいだった....
月極めなのだろうか?縁日のときは、追い出されるのかね。

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水盤舎。
拝殿をはじめ、白と銅屋根で統一されていている。
白と銅のスカイブルーが、非常にナチュラルだ。


RC製の拝殿。
関東大震災で全焼した為、現在の社殿は、昭和6年に再建されたもの。


富塚(2代目)。
庶民の楽しみとして親しまれた富興行の記念として、大正9年に建立された。
その後の震災で倒壊したが、戦後の昭和28年に再建された。
冨塚は日本でここだけである。


社務所と一体化の神輿庫。

椙森神社は、日本橋七福神(恵比寿様)の一社。

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