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三井本館(日本橋北部) [近代建築]


三井本館。重要文化財。
アメリカンボザール様式のRC製地上7階地下2階建の建造物。
旧本館が関東大震災で被災した為、1932年(昭和4年)に建築された。

設計はアメリカのローブリッジ・アンド・リヴィングストン事務所。


基部の大理石はイタリア産。

この三井本館は、戦後GHQに接収され、対日理事会やGHQ外交局が入った。
1952年まで、GHQの管轄下にあった。

震災前の三井銀行。(大正初期)
現在の三井本館は、震災の教訓から、旧館の2倍の耐震構造で作られてるらしい。
デザインは、経済の中心となりつつあったアメリカの影響もあり、また世界へアピールする意味もあり、アメリカスタイルになったようだ。

【参考文献】「知られざる占領下の東京」(洋泉社)

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タグ:近代建築
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