日本銀行本店（日本橋北部）

	日本銀行本店。重要文化財。 1896年（明治29年）の建築。 設計者は辰野金吾で、ベルギーの中央銀行を参考にしたと言われている。 この地は、江戸時代は金貨幣を鋳造する金座があったところで、400年にわたって貨幣に関して中心的な地である。
	日本人建築家が設計を手がけた、初めての国家的近代建築として非常に価値のある建築だ。 当初は総石造りの予定だったが、地震対策として、上部の軽量化を計るために、銅屋根へ変更したらしい。関東大震災に耐えたので、功を奏したといえる。
	東部の建造物は、1932年（昭和7年）に長野宇平冶によって、増築されたもの。 それまでの建造物に合わせてデザインされてる。

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