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大和ミュージアム(2)(広島県呉市) [その他]

大和ひろばから大型展示資料室へ移動する。
こちらは現存の兵器が展示されている。
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特殊潜航艇「海龍」
世界初の有翼潜水艇で、操縦装置は爆撃機である「銀河」のものを流用。
後期型では艦首に600kg爆弾を搭載し、両脇の魚雷を発射後に、敵艦船に特攻するようになっていた。
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この海龍は、静岡の網代湾でアメリカの航空機のロケット弾を受けて沈没したものである。
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特攻兵器「回天」十型の試作型。
回天は、人が魚雷を操縦して敵艦船を攻撃する特攻兵器。通称「人間魚雷」
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回天は、九三式魚雷(酸素魚雷)を使って作られている。
酸素魚雷は、長射程距離で航跡削減できた魚雷で、大戦中に日本だけが実用化できた兵器である。
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零戦62型。昭和20年8月6日に琵琶湖に不時着水したものを、引き揚げて修復したもの。
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栄エンジンと13mm固定銃。
日本はエンジン開発では常に泣かされ続けたが、栄エンジンは終戦まで生産された、製造的に安定したエンジンである。

大和ミュージアムは、この他に呉の歴史展示室(といっても、ほとんど海軍とのあゆみだが)や、松本零次の作品関連の展示室等、見ごたえたっぷりな博物館である。
ショッピングモールである「ゆめタウン」が隣接しており、人の流れができやすいため、リピーターも多いようだ。
というオレも、2回訪問しているし。
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