室泉寺(渋谷区)

吸江寺から、恵比寿駅に向かって歩いていく。途中、服部南郭別邸跡の説明板を見つける。
正直、誰だか知らない...そこから細い脇道を下っていくと、左側に室泉寺（御府内八十八霊場の七番）が現れる。

	住宅に囲まれながらも参道が残っており、参道脇には関連の石物がいつくか見られる。山門は石段の上にあり、こういった住宅街にある寺にしては珍しい。 門は、ちょっとゴツさが感じられる薬医門。
	門を潜って、すぐ脇にある結界石。 「不許董酒入門内」
	門内右にある、客殿。 こちらでは一番古いと思われる建物。
	門内左には、地蔵堂。
	鐘楼。 各柱から控柱が連結されており、さらに冠木(貫)とも連結してる。はじめて見るタイプだ。 あえて言うなら、八脚鐘楼か。
	境内社の稲荷社。
	手水舎。 控柱が、隅木から角度を付けて取り付けてある。 関東大震災後に行った、地震対策だろう。
	本堂。訪問したのは4月中旬で、まだ桜が残っていた。 あまり広いとは言えない境内だが、様々な木々が植えてあり、季節によって違った風景が見れるだろう。
	本堂右にある、比較的新しい地蔵様と宝塔。左側は庫裏となっている。
	築山。大師講という石柱があるので、高野山を模しているのだろう。

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