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矢田坐久志玉比古神社(奈良県大和郡山市) [寺/神社]

矢田丘陵の麓、大和民俗公園の近くに、ちょっと変わったものが楼門に掲げられている神社があるとのことで、
行ってみたよ。

大和民俗公園の駐車場に車を停めて歩くこと10分、その神社に到着。

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矢田坐久志玉比古神社(やたにいますくしたまひこじんじゃ)という、舌を噛みそうな名前の神社である。

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鳥居に続き、楼門がある。
2層目に見えるのは、木製のプロペラ。
このプロペラ、陸軍の九一式戦闘機のもの。
九一式ってのが渋すぎますね。

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この神社の主際神はニギハヤヒで、「先代旧事本紀」に「天磐船に乗りて大空を翔行り」とあることから、
航空祖神とされ、航空関係の信仰を集めている神である。
ニギハヤヒは、神武天皇の東征以前に大和を治めていた幻の大王だったのではないかという説もあり、
神話と古代史からみて色々と考察でき、非常に興味深い神である。
物部氏の氏神だったことからも、色々と想像を描きたてられる。

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プロペラと一緒に掲げてある額「航空祖神」は源田実の筆。
開戦時の航空参謀であった源田実と戦闘機のプロペラは合っているとは思うが、
海軍機のプロペラなら、なお合っていたと思う。

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楼門を過ぎると、二の鳥居と拝殿がある。

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本殿は一段高いところにあるので、よく見えない。
回り込んでも、木々が邪魔で見え辛い。

昔に読んだ、神一行著のニギハヤヒの本(確か「消された大王ニギハヤヒ」だったと思う)を探して読み返してみるか。
タグ:神社
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