佐竹商店街周辺の看板建築 [近代建築]
2年くらい前に、大江戸エリアを「もち歩き江戸東京散歩」を参考に、片っ端から歩くのがマイブームだった。
その時はあまり気にならず、スルーしていた物件がある。
関東大震災後に防火性向上の為に、通りに面した側に銅板を貼ったり、モルタルにしたりした建築で、
看板建築と呼ばれている一般住宅建築である。
特に銅板が貼られたバージョンは、なかなか味のある物件で、今では下町の裏道を歩く際は、
残ってないかな～と注意している。
が、なにせ住宅建築としてはかなり古い為、次々と姿を消している。
消滅してしまう前に、見つけ次第写真に撮っておこうと思う。
ちょっと前に新御徒町駅の近くに行く用があり、佐竹商店街を歩いているときに一件偶然見つけ、
一件あるといことは、他にもあるだろうと思い、キョロキョロしながら歩いていたら、何件か見つけた。
この銅の青錆びがなんとも言えない味わいである。
この物件では、銅板がブロックっぽい模様になっているが、この模様のパターンバリエーションの多さも、
看板建築の見所でもあり、職人さんの腕の見せ所でもある。
左奥側は一部モルタルになっており、銅板とモルタルのハイブリッドとなっている。
佐竹商店街と平行で走っている清洲橋通りにある物件。
かなりやつれているが、かなり凝っている意匠だ。
先の物件と駐車場を挟んで建っていた物件。
清洲橋通りからちょっと裏道に入ったところで見つけた物件。
部分的にしか銅板を貼っていないが、2階の軒下の意匠が良い。
看板建築は、見つけ次第記録を残しておこうと思っている。
ぶらりと歩いた佐竹商店街だが、お世辞にも活気があるとは言えないまでも、
レトロ感溢れる魅力のある商店街だ。
こういった商店街が少なくなったのは寂しいなぁ
その時はあまり気にならず、スルーしていた物件がある。
関東大震災後に防火性向上の為に、通りに面した側に銅板を貼ったり、モルタルにしたりした建築で、
看板建築と呼ばれている一般住宅建築である。
特に銅板が貼られたバージョンは、なかなか味のある物件で、今では下町の裏道を歩く際は、
残ってないかな～と注意している。
が、なにせ住宅建築としてはかなり古い為、次々と姿を消している。
消滅してしまう前に、見つけ次第写真に撮っておこうと思う。
ちょっと前に新御徒町駅の近くに行く用があり、佐竹商店街を歩いているときに一件偶然見つけ、
一件あるといことは、他にもあるだろうと思い、キョロキョロしながら歩いていたら、何件か見つけた。
この銅の青錆びがなんとも言えない味わいである。
この物件では、銅板がブロックっぽい模様になっているが、この模様のパターンバリエーションの多さも、
看板建築の見所でもあり、職人さんの腕の見せ所でもある。
左奥側は一部モルタルになっており、銅板とモルタルのハイブリッドとなっている。
佐竹商店街と平行で走っている清洲橋通りにある物件。
かなりやつれているが、かなり凝っている意匠だ。
先の物件と駐車場を挟んで建っていた物件。
清洲橋通りからちょっと裏道に入ったところで見つけた物件。
部分的にしか銅板を貼っていないが、2階の軒下の意匠が良い。
看板建築は、見つけ次第記録を残しておこうと思っている。
ぶらりと歩いた佐竹商店街だが、お世辞にも活気があるとは言えないまでも、
レトロ感溢れる魅力のある商店街だ。
こういった商店街が少なくなったのは寂しいなぁ
ぶらりんサムライ
歴史においてきぼりをされたような建物ですね。
by takechan (2009-11-22 16:58)
まさに時代においてきぼりにされた建物と言えますね。
中には登録文化財になっているものもあるようですが、
ほとんどが人知れず消えていってるのが現状です。
by ガンビー (2009-11-23 01:36)
コレは、普通に歩いていたら分からないですね。
鎌倉の大仏さんのように青くなってますね。風雪に耐えてきたんですね。
by ノリパ (2009-11-23 21:07)
銅独特の青錆がいいですね。
この建物の形から年代を想像すると
こんな銅をふんだんに使える家ってかなり裕福だったのでしょうね。
商店街に停まってるバイクは何だろう？
by 響 (2009-11-26 17:25)
>ノリパさん
知らないとホントにスルーです。
ほとんどが2階部以上に銅が貼ってあるケースですし。
元はピカピカの銅だったんでしょうから、
さぞかしキレイだったと思いますね。
>響さん
住宅建築と書きましたが、正確には住宅兼店舗建築なので、
一階部は店舗構造になっています（なっていた）
店の看板の代わりに、耐火を兼ねて、銅を貼ったみたいです。
バイクはあまり詳しくないのですが、オールドレーシングのバイク（レプリカ？）のようです。
by ガンビー (2009-11-27 00:50)
うちの建物も玄関の屋根に銅板を葺いていますが。
この前腐食して張り替えました。
そしたら新品時は十円玉の新品の光り輝くド派手な屋根になり
錆びるまで一年間はめっちゃ近所迷惑でした。
夏の日差しを照り返して。
そのことを考えると一枚目の家は出来たてはめっちゃド派手光り輝くお家だったんでしょうね。
by tasuchan (2009-11-28 12:27)
ある程度有名な物件ですと、茨城県石岡市の久松商店が、戦時中に撤去された銅板を最近復活させています。緑青色の銅板貼りを見慣れていると銅色のものって違和感ありますけど、でもこちらが本来の姿なんでしょうね。
佐竹商店街から近い範囲では、東上野の裏道あたりにもけっこう看板建築ありますよ。銅板貼りなのかどうかがよくわからない緑青色に塗られた金属板貼りというのもけっこうあって面白いです。
商店街に止まっているバイクはMVアグスタの125S。
by 猫が好き♪ (2009-11-28 22:31)
＞tasuchanさん
店舗建築ですから、目立ってなんぼでしょうね。
江戸っ子の粋でしょうか。
ピカピカ状態の店舗が連立してる姿は、インパクトありありですね。
＞猫が好き♪さん
銅板貼りなのか、緑青塗装板貼りなのかわからないのが多いですね。
店舗を閉店して、改築している物件も多いので、看板建築なのか判別しづらいものも多いです。
バイクの件、情報サンクスです。
その後、佐竹商店街に行く用があったので確認したら、MVアグスタのようでした。
(ようでしたと言いつつ、名前自体知らなかったのですが・・・）
by ガンビー (2009-12-02 00:05)