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玄奘三蔵霊骨塔(さいたま市岩槻区) [寺/神社]

何故だかわからないが、世界の偉人の訪問や最後の地としての伝承が、日本各地に残っている。
ほとんどが無理なこじ付けや勘違いなのだが、ただ完全否定するのはあまりに粋が無すぎである、
それを楽しむ心のゆとりが現代には必要なのではないかと思ってみたりする。

十中八九がムー伝説な伝承内容だが、中には正真正銘の墓があったりするので、油断ならない。

さてさて、埼玉県にはあの仏教会のスーパースター「玄奘三蔵」の霊骨塔が存在する。
本物の三蔵法師の骨が、その霊骨塔に納められている。

あまりミステリアスではないかもしれないが、ミステリアス探訪第5弾は、
三蔵法師の骨が納められている「玄奘三蔵霊骨塔」を紹介する。

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玄奘三蔵霊骨塔は、坂東33ヶ番札所の12番目慈恩寺にある。
といっても境内ではなく、境内から10分くらい歩いたところに塔が建っている。
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中華風の門が目印である。
慈恩寺は霊場だけあって賑わっていたが、こちらは静かだ。

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こちらが玄奘三蔵霊骨塔である十三塔。
なぜ、玄奘三蔵の骨がこちらにあるのか、さらっと説明すると・・・

昭和17年、南京に駐留していた旧日本軍が土木工事中に、偶然玄奘三蔵の遺骨と副葬品が発見し、南京政府にすべて還付した。
南京政府は玄奘塔を建て、式典を開催するとともに、仏教徒の多い日本に対し、分骨して贈ったとのこと。
当初は、芝の増上寺に安置されていたが、戦災から守るために、この慈恩寺に持ち込まれた。
この慈恩寺は、唐の長安の大慈恩寺で遊学した慈覚大師によって開基された寺で、その大慈恩寺こそが、玄奘三蔵がインドから持ち帰った経典を翻訳した道場であった為、この慈恩寺が霊骨塔の地として選ばれたとのこと。

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三蔵の墓は、王や有名な人物の墓同様に盗掘され、荒れていたのを演化大師によって、南京に移して葬ったが、場所がわからなくなっていた。
それを旧日本軍が発見したというわけだ。

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どうも三蔵法師のイメージが女性なのは、明らかに某ドラマの影響だ。

大きい石灯篭が奉納されている。
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「享保12年 松平伊賀守・・・」と彫られていた。
おそらく慈恩寺に奉納されたものが、こちらに移されたのだろう。

札所巡りで賑わっている慈恩寺であるが、本堂と朱印もらう為の寺務所の往復だけでなく、
こちらにも足を伸ばすことをオススメする。

参考文献:訪ねてみたい埼玉のお寺
訪ねてみたい埼玉のお寺
訪ねてみたい東京のお寺が良かったので、埼玉の寺巡りの為に購入した。
この本をベースにちょこちょこと巡っているが、埼玉はなかなかに見所多い。

慈恩寺


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コメント 2

take

こんなお寺が岩槻にありましたか。今度、岩槻城址とともに行って
みよう。
by take (2009-09-23 08:04) 

ガンビー

慈恩寺は本堂と寺務所しかない、坂東33ヶ番札所としては小振りな感じですが、
雰囲気そして居心地の良いお寺ですよ。
埼玉は、まだまだ探索不足なので、色々巡ってみたいです。
by ガンビー (2009-09-24 02:23) 

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