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大洲城(愛媛県大洲市) [城]

大洲城
鎌倉に宇都宮氏によって築城された城で、小早川隆景によって平定され、小早川秀包が在城した。
その後、藤堂高虎、脇坂安治と入城し、1617年に加藤貞泰が入って、加藤家は明治を迎えた。
各時代の城主が城郭を整えていったが、脇坂時代にほぼ出来上がったと伝わる。
大洲市民会館に車を停めて、大洲城へ向った。
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平成16年に復元された天守閣と現存していた高欄櫓。
天守閣は木造での復元で、しかも訪問時は復元して間もない頃だったので、木のいい臭いが心地よかった。
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本丸にはもう一つの現存櫓である台所櫓が、天守閣に連結している。
この台所櫓が天守への入口となっている。
天守閣は、四重四層の層塔型の天守で、2つの櫓と連結された堂々たる姿である。
天守は明治21年に取り壊されたが、江戸時代の天守雛形や明治の古写真が残っていため、かなり忠実な復元となっている。
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本丸石垣真下から天守群を見上げる。
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二の丸は北は肱川、南は三の丸で囲まれている。
肱川沿いに二の丸の苧綿櫓が現存している。天保14年に再建された櫓。
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苧綿櫓を別の角度から見上げてみる。
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二の丸の下台所。
台所の直前に車が停められており、ちょっと窮屈そうだ。
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天守閣内の注意書き。
ちょんまげはないから大丈夫だ...と言いたいが、階段は急で、頭を打ち易いのは確かだ。
三の丸の隅櫓も現存しているのだが、当時は地図を持たずに探索したので、見つけられなかった。
この訪問は2006年3月のことで、当時は行き先は決めてたが、行ってからはその場で情報収集して行動という、かなり非効率な旅をしていた。
しかし、ぶらぶらとその地を歩きまくっていたので、歩いた風景を鮮明に覚えている。
この後は、この日の宿泊地である宇和島へ向った。

大洲城


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