高館義経堂(岩手県平泉町) [寺/神社]
平泉の毛越寺と中尊寺の中間辺り、北上側を見下ろせる小丘の上に、高館義経堂が建っている。 この地は、源義経最後の地と伝わっており、この地には芭蕉をはじめ、多くの人々が訪れている場所である。 | |
拝観(入山券)200円を払って、階段を登っていく。 | |
先の階段を登ったところに、松尾芭蕉がここを訪れたときの「夏草や兵どもが夢のあと」の句碑が建つ。 頼三樹三郎の詩碑。 頼三樹三郎は、幕末の儒学者頼三陽の子で、幕府に咎められた時、盛岡に逃れていた。その際、平泉に寄ったときに詠んだ歌。 その後三樹三郎は、安政の大獄で捕らえられ、処刑された。 | |
さらに石段があり、その上に義経堂がある。 | |
高館義経堂。 この義経堂は、1663年に仙台藩3代藩主伊達綱村が、義経を偲んで建立したもの。 この地で義経と妻子が自害したと言われていたが、現在では衣川沿いの摂待館辺りが有力となっている。 義経堂に安置されている、木像の義経像。 堂創建時と同時に製作されたもの。 | |
源義経主従供養塔。 昭和61年に、弁慶800年御遠忌を期して、建立された塔。 | |
休憩スペースに置かれていた、仁王像。 由来が書いてあったが、記録し忘れてしまった。 | |
平泉に訪問した際は、ちょこっと寄ってみたい。 高館から見た、北上川の景色は最高だよ。 |
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