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青松寺(港区愛宕) [江戸の風情]

愛宕神社から東京タワー方向に1分も歩くと、大きな聖観音像と青松寺の立派な山門が現れる。
曹洞宗江戸3ケ寺の1つで、多くの大名の江戸菩提寺となり、隆盛を誇った寺である。
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山門は、三間一戸の重層門。
中には四天王全てが揃っている二天門である。(全て揃ってる場合も二天門でいいのかな?)
で、3メートルはあろう、この四天王はなかなか見ごたえありなので、じっくりと見たいところだ。
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多聞天
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多聞天に踏みつけられるブリーフの邪鬼
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広目天
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踏みつけられてもポーカーフェイスな邪鬼
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増長天
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増長天に踏みつけられるブリーフの邪鬼
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持国天
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持国天に顔面踏みつけられる邪鬼
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唐門の中門。中門の前には石橋があり、水が流れている。水は清んでいてきれい。
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このお寺は堂宇をはじめ、とても明るく、きれいで非常に居心地がいい。寺社は、古いもの・歴史のあるものばかりが評価されがちであるが、新しくてもこんなにいい寺があるんだよ。
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本堂。
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関東大震災で、全ての堂宇を全焼してしまった。その後本堂は、当時はまだ新しい手法であった鉄筋コンクリートで作られた。
仁王様が本堂の前に立って、護っている。
元は、山門に置かれていたのでは?
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本堂の左側にある座禅堂。
デザインが非常にクールでカッコいい。
堂宇でクールという表現を使うとは思わなかった。
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座禅堂の向いにある観音聖堂。
本堂を中心に座禅堂と観音聖堂がコの字型に配置されている。
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観音聖堂・座禅堂共に、妻側はスモークガラスになっている。何度も言うが、デザインがいい。
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観音聖堂のガラス面の前の池には、ナンバー1ポーズをした、銅製の誕生童子がいる。
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その周りには、象の背中に座っている、4体の花祭童子もいるよ。
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左)誕生童子with花祭童子's
中央)鐘楼
右)山門の2階部。渡り通路があるのだが、柵が閉まっていて渡れず。
十六羅漢像が安置されているとのこと。

勘助地蔵をはじめ、まだまだ見所があったのだが、本堂から奥に行かなかった(行けないと思っていた)ので、見逃してしまった。早々に再訪する予定だ。

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