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愛宕神社(港区愛宕) [江戸の風情]

愛宕神社は、1603年に桜田山に創建された神社である。
桜田山は標高26mの山で、区内では一番標高の高く、愛宕神社を勧請してからは、愛宕山と呼ばれることとなる。
徳川家康が勝軍地蔵を祀ったことにはじまるのだが、火産霊命・罔象女命・大山祇命・日本武尊を祭神とし、愛宕神社とした。勝軍地蔵は火伏の霊験があるため、京都の本宮でも本地仏として勝軍地蔵が祀られている。
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参道の男坂。
講談「寛永三馬術」でも有名な、86段の急な石段。
マジで急だよ。特に降りるときが怖い。無難に両脇の手すりか真中の鎖を頼ったほうがいい。

この男坂に対し、家光が馬で登れる奴はいないのかという問いに、曲垣平九郎が馬で登り、境内の梅を取って戻ってきたという。この坂を見ると、「そんなことできんのか?」と思うし、平九郎の存在自体が怪しいのだが、実際にこの男坂を上り下りを達成した人物が3名おり、しかも2名は明治以降というのだから、驚きだ。(すげ~よ)
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男坂と狛犬
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女坂と狛犬
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男坂を上ると、石造りの明神鳥居があり、赤い唐門、権現造りの拝殿と続く。
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蟇股には三つ葉葵の家紋が付いている。
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拝殿。唐門と周辺の木々の為、全体がうまく写せないのが悔しいところだ。
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拝殿前の銅鋳灯篭。古くはなさそうだが、パキっとした多角形構造が何故か気になる。
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末社の太郎坊社。
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末社の福寿稲荷社。
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稲荷社の下の小さな狐山。
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大黒天と恵比寿天の祠。
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1779年に門弟が建てた「起倒流拳法碑」。
起倒流は、中国から来日した漢学者陳元贇によって伝えられ、創始された良移心当流からの分派。良移心当流の祖の福野七郎右衛門は、陳元贇から漢学をはじめとする思想等色々と学んだので、こう言われているのだろう。が、起倒流の技法を見る限り、はっきり言って技術的な伝授があった形跡はなく、あくまで思想として影響されただけだろう。
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起倒流は組討がメインの流派で、柔道の祖・嘉納治五郎も学び、柔道の投技の元になった流派で、打撃の拳法色はない。ま、流派の権威付けだろう。
(ちなみに講道館柔道の絞め・関節の技の元になったのは、天神真楊流柔術である)
その他の境内の風景。
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昭和16年に建てられた桜田烈士愛宕山遺蹟碑。
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1864年建立の蜀山人の狂歌碑。
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愛宕山弁財天。
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池。名前はチェックし忘れた。
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愛宕山の山頂には愛宕神社だけでなく、NHK放送博物館もある。
ここではじめてテレビ放送がされ、11年間放送所として使われていた。今は放送博物館として利用されている。
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