赤城神社(新宿区赤城元町) [江戸の風情]
外苑東通りを飯田橋方面に歩き、神楽坂駅を過ぎてすぐの横道を進むと、そこに赤城神社がある。 | |
石造りの明神鳥居。 参拝者が引っ切り無しに訪れている。 | |
社殿。赤城神社は、赤城の豪族大胡氏が牛込に移住の際、本国の鎮守であった赤城明神から勧請し、牛込早稲田に祀ったのが始まり。その後、太田道灌によって牛込台に移転後、1555年に大胡氏によって現在地に遷座した。 顔の造形がしっかりしている狛犬。造立年の年号がちょうど欠けていてわからない。 | |
境内社の蛍雪天神。 江戸時代は横寺町に鎮座しており、明治9年にこちらに遷座した。戦災で消失したが、平成17年に横寺町にある旺文社の寄付により、全国の受験生の合格祈願の為、復興された。旺文社、なかなか粋なことするね。 | |
社殿に隣接してある、「Akagi Cafe」。 こういったシャレたところが、神楽坂らしい。 | |
忠魂碑。 忠魂碑にありがちだが、非常に粗末に扱われている。 | |
境内社の出世稲荷神社。 こちらも戦災で消失したが、昭和36年に再建された。 | |
神楽坂付近の賑やかさとお洒落さががうまくミックスした雰囲気を持つ神社である。 休息のベンチがもう少しあれば、もっとのんびりできて、くつろげるのにね。 |
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