SSブログ

香取海軍航空基地跡(千葉県旭市) [戦争遺跡]

総武本線の干潟駅の北部に広がる工業団地は、戦前は海軍の香取航空基地であったところである。
香取航空基地は昭和18年に完成し、全長1500m×幅100mの滑走路2本が中央で直角に交差している、大型航空基地であった。
現在でも滑走路は残っており、日清紡績株式会社の自動車のブレーキのテストコースになってる。ただし、見学はできない。
この滑走路跡の周辺に掩体壕が3基残っているとのことで、訪問した。
katori_kichi1.JPG
田んぼの中に佇む掩体壕。ここには2基並んでいるのだが、2ショットの写真を何故か撮り忘れてしまっていた。
近くに車を停めるところがなかったので、遠くからの撮影となってしまった。
katori_kichi2.JPG
R126号側にもう1基残っている。先の2基は匝瑳(やうさ)市だが、こちらは旭市。
この掩体壕には、旭市の説明板がある。
海軍と陸軍では掩体壕の多少形状が異なるのだが、掩体壕の正面開口部が凸型になっているのが海軍の特徴である。
katori_kichi3.JPG
旭緑地公園内に展示してある、自衛隊が練習機として使用していたノースアメリカンT-6 テキサン練習機。
アメリカの戦争映画で、零戦に扮することが多い機体である。
katori_kichi4.JPG

調布陸軍航空基地跡

nice!(5) 

nice! 5