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講武稲荷神社(日本橋北部) [江戸の風情]

柳森神社を後にして、万世橋を渡り、石丸電気本店に向かう。
これまで歩いてきた風景とは異なり、萌都アキハバラの喧騒とした風景へと変わる。
石丸電気の裏には、講武稲荷神社がひっそりと鎮座している。

石丸電気の裏にひっそりと鎮座する講武稲荷。何とも不思議な空間である。

この講武稲荷は、幕府の講武所(幕末に武力強化のために創設された武芸修練場)の付属地が払下げられた後、創建されたもの。講武所内に祀られていたというわけではないが、講武所の名残りでは数少ない物件である。
関東大震災で焼失、戦災にもあったが復興し、昭和55年に改装された。

獅子山はよく見かけるが、狐山は珍しい。
ロボットちっくなかわいい狐さんなのが、アキバっぽいところか。

日本橋北部のぶらり歩きは、この講武所稲荷をもって終わりである。
時間の余裕があれば御茶ノ水まで歩き、湯島聖堂(16時まで)に寄ってもいいかもしれない。
逆に、距離が結構あるので、疲れたらコースを分割することを勧める。
その場合の目安は、水天宮あたりでしょうか。


タグ:神社
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