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西應寺(新宿区須賀町) [江戸の風情]

法恩寺を後にそのまま進むと、西應寺に着く。
最後の剣豪榊原健吉の菩提寺でもある。
榊原健吉については、高校時代に津本陽の短編小説で知って以来、好きな剣豪の人物の一人だ。
タイトルは覚えてないのだが、兜割りを題材にした内容だったと思う。
「明治兜割り」だったかな???
墓地は、本堂の裏手にあるのだが、寺の入り口にあった新宿区教育委員会の説明板に区指定史跡となっていたので、墓の前にも説明板が立っているのかと思ったら、それが見当たらす墓地の中をひたすら歩き回って....
結局説明板などはなく、いたって普通のお墓で、これでは見つかり辛いと納得した。
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コンクリ製の本堂。コンクリの特に柱部分を薄茶色で塗る堂をよく見るが、安っぽく感じてあまり好きではない。
そもそも向拝柱や虹梁までコンクリで造る必要はあるのだろうか?強度的には問題ないと思うし。
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本堂の右手に庫裏。

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庫裏の玄関前にあった鐘。
戦災か震災で鐘堂が壊れたのでしょうか。震災後、そのままだったら、戦時中の金属供給令で弾にでもなっただろうから、やはり戦災か。
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区教育委員会の榊原健吉に対する説明板。
墓は、坂道を折りきったところにある桶とかがおいてある小屋の手前を、右に曲がるとすぐの突き当たり。
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2007.03.31 初稿
2008.12.26 画像追加


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